1949-04-26 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
特に勤労大衆の通勤乗車券の値上げは、これまた勤労者を窮迫の生活に追い込むことでおりまして、日本の復興、再建、労働再生産にも支障を來すと考えているのであります。國鉄自体の発表によります資料におきましても、旅客運賃は旅客運賃関係営業費と大体とんとんであり、貨物の收入に対する貨物関係の営業費は、國策の上に立つておるかもしれないが、大体五〇%くらいであるということを承知しているのであります。
特に勤労大衆の通勤乗車券の値上げは、これまた勤労者を窮迫の生活に追い込むことでおりまして、日本の復興、再建、労働再生産にも支障を來すと考えているのであります。國鉄自体の発表によります資料におきましても、旅客運賃は旅客運賃関係営業費と大体とんとんであり、貨物の收入に対する貨物関係の営業費は、國策の上に立つておるかもしれないが、大体五〇%くらいであるということを承知しているのであります。
なお技術的にむずかしいから避けるということを申し上げたのではなく、御承知のように旅客乗車券関係の変更は、大きく見積れば一箇月、少くとも半月あるいは二週間程度の日子が必要でありますので、そういう点からいたしまして、結局今度の運賃で申し上げますと、一日の違いで約八千万円程度の赤字が出て参ろうかと在ずるのであります。
なお学生として持つておりますような乗車券の割引の問題にいたしましても、運輸省等と十分折衝を続けておりますが、なかなかいろいろな規則をたてにとつて反撃を受けますので、私どもとしてはたじたじの状態であるのが現状であります。しかしなお望みは捨てておりませんで、できる限り何とかいたしたいと思つております。
それから、乗車券を入手するために四月以降新橋管理部、駅ツーリストビユーロー等に金銭を消費しているといつておりますが、これはやはり一種の接待費ですね。
第四点は、交通機関の利用については、関係区域内において通用する十五枚の特殊乗車券を國庫の負担において交付することでございます。
その他選挙運動に從事する者が、國有鉄道、私設鉄道、バス等の交通機関を利用するため、各議員候補者は通じて十五枚の特殊乗車券の無料交付を受けることができるのであります。 自動車のために使用するガソリンその他の自動車用燃料に関しては、その配給又は交付につき、國又は地方公共團体において、これを斡旋することとし、自動車の使用に要した費用は、これを選挙運動の費用に加算しないものとしたのであります。
私はこの関係から見まして、今日國鉄などが発行いたしております無賃乗車券、これに対して徹底的な課税をするということが必要じやないかと思います。勿論今の國鉄の発行いたしております無賃乗車券は、ああいう形式では課税が困難であります。あの発行形式を改めることによつて、これに対して相当高率の課税をするということはこの際当然じやないかと思います。
それから無賃乗車券でございますが、無賃乗車券の中、特に家族パスにつきましては、往々世間一般に相当誤解があるように私は考えます。家族に対しまして常時年中パスを出しておるのではないかという考え方であります。それは決してそうではございません。
それから普通旅客運賃と定期乗車券のおのおのの原價とは、少し資料を調べております間、御猶予を願います。できましてからお答えいたします。
先刻、他の質問者に対する安本長官の御答弁の中に、今回の運賃値上げについては、独立採算制、國の財政及び物價というこの三点に重きを置いて考案されたということを言われましたが、しかし、旅客は六割から七割までは定期乗車券者あるのでありまして、定期乗車券は普通乗車券より八割五分から九割までの割引ということになつておるようであります。
○國務大臣(岡田勢一君) 本田君の御質問の、定期乗車券の日本の現行の割引率ば、外國に比しまして非常に低いことは御指摘の通りでありまして、その点は、本田君の御見識に敬意を表しまする次第でございます。ただ問題は、ただいまの社会情勢下におきまして定期乗車券の割引率を変更いたしますることは、多数の勤労者大衆の生計費に直接影響を來します問題でございます。
先ほど形式的には云々というお言葉でございますが、その通りでございまして、やはり自由にやるということが困難でございまして、乗車券のやみ賣りがかなり行われておりましたのが、乗車券が自由販賣になつた途端にこれは全然なくなつております。急行券ももう少し需要に満つるようになればそれもなくなる、貨車もその通り、かようなことになるわけでございます。
それはつまり職員のものは取つておりませんから、職員外に発行いたしましたいわゆる優待乗車券における賃金を換算いたしますと、たしか資料にそのくらいな数字であつたかと思つております。提出いたしましたのは…、それは勿論職員の持ちまするところの乗車証を換算いたしますならば、相当の余類にはなると思います。
それ以上は一つ又只今の材料を頂きましていろいろ勉強したいと思いますが、人員とかこういうことの根本問題は他日に譲りまして、極く小さいことのようですが、鉄道の無賃乗車券とか、優待券とかいうふうなものについては、どういうふうの概数が出て、どういうふうの処置をお取りになつておるふ。これを整理なさる御意向があるかどうか。この大体の数字を伺いたいと思うのであります。
冨永格五郎君紹介)(第一四九二号) 第五三六 寶積寺、市塙間鉄道敷設の請願(山口好一君外一名紹介)(第四号) 第五三七 戰時中強制買上の建物等を旧所有者に優先拂下の請願(山口好一君紹介)(第五号) 第五三八 黒松内、靜狩間國営バス並びにトラツク運輸開始の請願(小川原政信君紹介)(第一三号) 第五三九 井野信号所を一般驛に昇格の請願(小峯柳多君紹介)(第二三号) 第五四〇 各縣縣会議員にその縣内無賃乗車券交付
會議に付した事件 一 寶積寺、市塙間鐵道敷設の請願(山口好一 君外一名紹介)(第四號) 二 戰時中強制買上の建物等を舊所有者に優先 拂下の請願(山口好一君紹介)(第五號) 三 黒松内、靜狩間省營バス竝びにトラツク運 輸開始の請願(小川原政信君紹介)(第一 三號) 四 井野信號所を一般驛に變更の請願(小峯柳 多君紹介)(第二三號) 五 各縣縣會議員にその縣内無賃乗車券交付
第五、各縣縣會議員にその縣内無賃乗車券交付の請願、山口好一君紹介、文書表番號第二四號を一括議題といたします。これよります紹介議員山口好一君の説明を聽取いたします。山口好一君。
○成重委員 當局にお尋ねいたしますが、今請願の出ております縣會議員の無賃乗車券の件については、私聽き漏らしましたが、旅客緩和のためにできないというのか、それともどういう趣旨ですか、もう一度その點を御説明願つて質問いたしたいと思います。
○山口好一君 ただいまの説明である程度わかりますが、しからばやはり縣會議員の責賃乗車券は、鐵道事業に關係しております職員、その他の人以上にこれを利用すべき必要性があるとも言えるのでありまして、むしろこの方を制限しておるというならば、先ほどいろいろな考案もあつたようでありますが、一歩進んで無賃乗車券を發行してくださるというふうにもつていただきたいと切望する次第であります。
葉梨新五郎君紹介)(第一〇〇九 號) 福浪線を二本松まで延長の請願(大内一郎君紹 介)(第一〇一二號) 今市、田島間鐵道敷設の請願(高瀬傳君外三名 紹介)(第一〇一五號) 水戸・波崎間竝びに鹿島、佐原間國營バス運輸 開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第一〇一六 號) 伊豫日吉、須崎間に國營バス運輸開始の請願( 井谷正吉君外四名紹介)(第一〇二一號) 都道府縣會議員にその都道府縣内無賃乗車券交
一般の引揚者に対しては無賃乗車券を出し、二泊三日分かの食糧を持たせてやるわけでありますが、從つて旅費という観念がないわけであります。この旅費の沿革から言いますと、先ず聯隊に帰る。そうしてそこでいろいろな点檢その他をやつて、それから國に帰るのであつて、一應元の聯隊区司令部に出頭して帰るのだと、こういう建前で旅費にできておるのであります。
その赤字は定期の赤字でありまして、普通乗車券においては、平均において二錢でございますれば十分何とかペイし得る料金でございます。定期においてはおそらく十一、二錢でございますか、かような状態で定期券としては今日以上に割引をすることは困難ではないかと考えられます。
同月二十六日 寶積寺、市塙間鐵道施設の請願(山口好一君外 一名紹介)(第四號) 戰時中強制買上の建物等を舊所有者に優先拂下 の請願(山口好一君紹介)(第五號) 黒松内、靜狩間省營バス竝びにトラツク運輸開 始の請願(小川原政信君紹介)(第一三號) 井野信號所を一般驛に變更の請願(小峯柳多君 紹介)(第二三號) 各縣縣會議員にその縣内無賃乗車券交付の請願 (山口好一君外三名紹介)(第二四號
私どもは職掌柄全國各地を旅行いたします、さいわいに代議士をやつておるのでパスをいただいておりますが、所によりましてわれわれのパスに對しましても、無賃乗車券であるから旅行證明書がなければいけないということから、まさに汽車が出んとする場合に、改札口で非常に押問答をするということもあつて不便を來します。