1966-07-26 第52回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
○小平芳平君 それじゃあ大臣にお尋ねしますが、いま局長が結論として、各市町村ですか府県ですか、あまりはっきりしませんでしたけれども、この文化村の集団赤痢の場合は、これはまあ新聞ですが、業者を書類送検、水道の管理に過失、集団赤痢で水道管理者が刑事責任を問われたのは、昨年五月、愛媛県で一件あったが、今度のような大規模なものは初めてというような新聞報道がありますが、この場合は久米川文化村ですね、この集団赤痢
○小平芳平君 それじゃあ大臣にお尋ねしますが、いま局長が結論として、各市町村ですか府県ですか、あまりはっきりしませんでしたけれども、この文化村の集団赤痢の場合は、これはまあ新聞ですが、業者を書類送検、水道の管理に過失、集団赤痢で水道管理者が刑事責任を問われたのは、昨年五月、愛媛県で一件あったが、今度のような大規模なものは初めてというような新聞報道がありますが、この場合は久米川文化村ですね、この集団赤痢
この久米川文化村の分譲地内の水道は、分譲業者が設置いたしまして管理しておるものでございます。水道法の上では、これは専用水道に該当することになっております。専用水道といいますのは、百一人以上の特定の者に給水する水道で、この水道は、布設工事に着手する前に、施設基準に適合するものであることについて都道府県知事の確認を受けなければならないことになっておりますが、この確認を受けておりませんでした。
○中原政府委員 最初に、東村山の久米川文化村の赤痢集団発生について御報告申し上げたいと思います。 この久米川文化村の件につきましては、大体今月の十八日に、この中の住民の一人の人から、団地内に多数の下痢患者があるというようなことで、文化村に診療所がございますが、そこで受診をし、それから端を発しまして全般的な発生ということになったわけでございます。
今回の集団赤痢は、東村山市内の通称久米川文化村と称する戸数二百三戸、世帯人員が六百六十一人の新興住宅地で発生したものでございます。患者の発生状況は、三月十九日に当地の開業医師から赤痢患者の届け出がございまして、同日から直ちに田無保健所職員が検病調査を行ないますとともに、採便管を配布し、検便を行なったのであります。その結果、三月二十五日までに三百六十三名の患者が発見されました。