1983-04-28 第98回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
○中井委員 法案の質疑に入ります前に電電公社にお尋ねをいたしますが、現在もまだ燃え続けております岩手県の久慈地方の火事に対する非常災害通信網の確保ということでございます。被害に遭われている皆さん方に対して心からお見舞いを申し上げますが、こういう災害被害、非常事態のときには、何と言いましても情報通信網の確保が一番大事なことは言うまでもありません。
○中井委員 法案の質疑に入ります前に電電公社にお尋ねをいたしますが、現在もまだ燃え続けております岩手県の久慈地方の火事に対する非常災害通信網の確保ということでございます。被害に遭われている皆さん方に対して心からお見舞いを申し上げますが、こういう災害被害、非常事態のときには、何と言いましても情報通信網の確保が一番大事なことは言うまでもありません。
ただ、久慈地方におきますレーダーの不行き届きの点、つまりレーダーでカバーしきれない地区があるという点は事実でございまして、ただいまのところでは、雨雲はおよそ高度七千メートルぐらいに発生するのが通常でございますけれども、この秋田レーダーによりまして四千メートル以上の雲はキャッチすることができますが、それ以下のものはキャッチすることは今日でも不可能でございます。
それにつきまして、現在福島県のほうで、おもに雨でございますけれども、それに関するテレメーターの装置の試験を開始しておりまして、それがうまくいくようならば、おいおい久慈地方にも設置していきたい、こういう考え方でおります。
○柴田説明員 ただいまの久慈地方に測候所を設けるということでございますが、これは久慈あるいは岩手県のほうからの陳情としてわれわれのほうも十分聞いております。
したがいまして、測候所を久慈に設置したがために今後久慈地方の集中豪雨がそれによりまして解消するというようなわけにはまいるまいというように考えているのでございます。
○説明員(柴田淑次君) 現在の施設とそれから予報の技術をもちましては最大限の努力をいたしましたけれども、久慈地方の集中豪雨を、十三日の夕方前にもう一度予報することができなかったという点は、まことに私たちとして残念に存じまして、それに対しては十分な反省をしているつもりでございます。
ところが、大山氏の言い方も続く追及したけれども、久慈地方事務所長も直ぐ怒らにやならんというほどの状態じやなかつたので、後から頻りに私に、どうもああいうふうに言い過ぎて実は済まなかつたと言つて、事務所長は断りをしておつたわけで、非常に叱りつけてどうにもならないという事態じやなくて、ただ説明をする上にちよつとまあ問題の出し方が躊躇しておつたのを直ぐ叱りつけたという程度だつたと思うのです。