1966-05-13 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第25号
それから、前回における政府代表久宗局長の発言につながる問題といたしましては、安定した価格で輸出できるような、そういうあり方についての改善を検討したい、あるいは努力したいということを言っております。
それから、前回における政府代表久宗局長の発言につながる問題といたしましては、安定した価格で輸出できるような、そういうあり方についての改善を検討したい、あるいは努力したいということを言っております。
久宗局長が述べられた程度のことではなまぬるくて不徹底であり、また、おことばにあったように、いずれ日本は価格を上げたり下げたり、しかもいまは高い、そして国内で使っておって、われわれには売らないのではないかという、こういう現象に対する会議の空気は察知できますけれども、その際に輸出窓口は一本化して、一定価格で海外に売る体制をつくる、こう言い切ってくることを期待いたしたいのでありまして、国際商品たる生糸価格
いまからちょうど二年前の蚕糸事情は、三十八年の糸価暴騰のあとを受けて暴落し、下限価格支持により糸価の先行き不安を解消することをねらいとしたものであり、低迷している生糸市況の正常化により、需要回復に期待を寄せて、久宗局長はこのようなことばで結んでおるのであります。
ここでひとつ農林省の久宗局長にお聞きしたいわけでありますが、自由化という定義を御説明願いたいと思います。
まず本知お互いに誠意を持って精一ぱい交渉し、その結果を見て、さらにまた次年度は次年度として当然話し合いをし、決定をしても、私は間違いはないと考えておるものでありますが、ただいまの久宗局長の報告は、いささか三カ年間にわたって長期の価格決定を行なったことに対する根拠が薄弱であると申し上げて差しつかえないと思いますが、いかがでございますか。
久宗局長は運用面だ、運用面だと言っておる。私は、この間非公式に久宗局長と話したが、運用面だけで解決のつかない問題が今後出てくる。御承知のように、再び自由圏で中共生糸が出始めておる。そういうものをただ運用面だ、運用面だけでやっているから、世界でもって三分の二を生産しておる日本の生糸政策というものが、全然安定していない。これは根本的に再検討する必要がある、私はこう考える。