1996-07-18 第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第12号
○久保国務大臣 財政の全体的な考え方といいますか、そういう立場からは、財政再建が今日先送りが許されない大変重要な課題であるということは、終始私は申し上げてきたつもりでございます。
○久保国務大臣 財政の全体的な考え方といいますか、そういう立場からは、財政再建が今日先送りが許されない大変重要な課題であるということは、終始私は申し上げてきたつもりでございます。
○久保国務大臣 IMFの見解として申し上げました。 それで私は、そのような状況となってきているかどうかを見きわめたいということを申し上げたのであります。
○久保国務大臣 平成六年の十一月の税制改正に関する法案の御審議を得て、その時点でこの国会において決定されたものと考えております。
○久保国務大臣 財政の問題につきましては、財政再建という狭い立場ではなくて、むしろ、今お話ございましたように、財政構造改革を進める中で今日の危機的な財政の状況をどのように克服していくか、再建していくかということを考えなければならないと思っております。
○久保国務大臣 ただいま御決議のありました財政の健全化に向けての対策を講じること及び会計検査院の機能を十分に発揮させるための所要の措置を検討することにつきましては、御決議の趣旨を踏まえ、努力してまいりたいと存じます。
○久保国務大臣 預金保険機構の指導下に債権回収機構としての住専処理機構を設置をいたします場合に、効率的で、そして今考え得る形態でどのような方式が最も合理的であるかという点について詳細な検討を加えた上、事務当局の方でそういう原案としたものを私もそれでよいのではないかという判断をいたしました。 その詳細な根拠などについては政府委員から答弁させます。
○久保国務大臣 私は、土地基本法の理念に従って、庶民が自分の居住のための土地が得やすい状況といいますか水準にあることは望ましいことだと思っております。 しかし、いろいろ土地の価格というのは経済全体と絡んでおりますので、その価格がどのようなレベルにあるのが最も望ましいのかというのは、一概にそう判断できないことだろうと思います。
○久保国務大臣 統計上は今も、都市、大都市部においては下落の傾向であると思っておりますが、地方においては必ずしもそういう傾向ではない、こう思っております。
○久保国務大臣 まさに安倍さんがおっしゃいましたことが、今日本良債権問題を解決してまいります私どもの考え方の基本にあることだと思っております。
○久保国務大臣 さすがに大蔵省の御出身だけありまして、大変御見識の豊かなところをお聞かせいただきましてありがとうございました。
○久保国務大臣 今銀行局長がお答え申し上げましたように、住専問題の処理の全体的なスキームを当事者であります銀行側とも協議をいたしまして、その合意点として負担の割合が決まったものと承知をいたしております。その根拠につきましては、協議の模様について今銀行局長からお答えを申し上げたのであります。 なお、私の発言がジャパン・プレミアムに影響したとおっしゃることは、いささか見当違いの御発言と思います。
○久保国務大臣 銀行局長もお答えを申し上げましたように、二次ロスの問題につきましては、住専処理機構を一日も早く発足をさせまして、預金保険機構との一体的な活動を強めることによって、今考えられる最大の回収のための力を結集することによって非常に厳しい状況の二次ロスの発生を防ぐ、その努力が私どもが提案を申し上げております趣旨でございまして、ぜひ御理解を賜りたいと思っております。
○久保国務大臣 昨年十二月十九日の閣議決定が行われます際に、政府・与党における合意がございます。その合意の中で、ノンバンクの破綻処理に対しては公的関与を行わないという確認がございます。それに従いまして、今御質問ございましたとおり、ノンバンクの破綻に対して公的資金の投入は行わない、こういうことでございます。
○久保国務大臣 今日の不良債権の問題を真剣に考えてまいりますときに、今御指摘がございましたノンバンクに対する検査や指導のあり方というものを、現行の貸金業法でよいのかどうかということについては、検討すべき課題になってきていると考えております。
○久保国務大臣 四月の二十三日に大臣室にそろって、専務も連れて見えたのでありますから、そのときに、私としては、大蔵省、大蔵大臣としての要請をきちっとお伝えしてあるつもりであります。
○久保国務大臣 法律にいたします主体は政府かもしれませんが、この法案を準備をいたします過程におきまして、住専問題の処理に関して協議をいたしました主体は当事者だと思っております。
○久保国務大臣 上田さんのところに内部文書がどうして入手されたのか私は知りませんけれども、大蔵省は、銀行の不正事件とかいろいろ不祥事件が起きました際に、報告を求めることはできますが、捜査権を持っているわけではございませんので、内部文書になっているものを全部入手して調べるというようなことは非常に難しいのではないかと私は思います。
○久保国務大臣 今銀行局長から事実関係を報告を申し上げております。 そのような、今上田さんがおっしゃるようなことが非常に矛盾した事情になっているのかどうか、ちょっと私も今突然のお尋ねですからよくわかりませんが、銀行局長の方はいろいろ御質問を受けましたこと等に対しても、事実を率直にお答えしているのではないかと思っております。
○久保国務大臣 今お話はよく伺いました。関税局長からお答えいたしましたが、事務当局の経過やいろいろな検討の結果を聞きながら考えてみたいと思っております。
○久保国務大臣 少なくとも五年後にはということであると私は理解をいたしております。極力これらの体制を整備しながら、早く不良債権も処理され、そして自己責任原則が確立される、そういう時期を見出さなければならないと思っておりますが、五年というのを最終期限としているものだと考えております。
○久保国務大臣 今回御提案を申し上げております法案の中にも、預金保険機構に対して罰則で担保されました財産調査権を与えることにいたしております。 なお、既に、現行法において追及すべきものにつきましては、国税、検察、警察の全面的な協力のもとに毅然たる追及を行っているつもりでございます。
○久保国務大臣 ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律案、金融機関の更生手続の特例等に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
○久保国務大臣 会計検査院の持ちます大変重要な役割については、石井さんの御意見のとおりだと考えております。 会計検査院の地位については、先ほどの御質問にもお答えをいたしましたように、憲法、会計検査院法によってその地位は決められております。
○久保国務大臣 ただいま政府委員の方から御答弁を申し上げましたが、平成三年度に始まります災害救助等船舶に係る検討費、研究委託費等については、御指摘のように私は報告が行われるべき性格のものと考えております。これは毎年国会で御議決になりました予算ではございますけれども、執行に当たります政府として、どういう状況になっているのか、現況を調べる必要があろうかと思っております。
○久保国務大臣 いや、今あなたの御指摘、御意見もございますから、銀行局長から詳しくいろいろな話を、どういう経過になってきたかということを聞いてみたいと、こう申し上げたのでございます。
○久保国務大臣 もともと、融資と担保をめぐってそのような争いが起こりますことは非常に好ましいことではないのでありますが、残念ながら、これは私的な契約に基づく問題でございますから、今私どもはそのことに直接どうすべきかを申し上げる立場にございません。
○久保国務大臣 銀行の融資に関しましては、今関西の方で、抵当証券にかかわる問題や、裁判になっております問題がたくさんございます。 今佐々木さんがお取り上げになりました問題も、事情をよくまたお聞きした上で考えたいと思っております。
○久保国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。 —————————————
○久保国務大臣 予算の編成がおくれ、その成立がおくれてまいりますことは、間違いなく相場等あるいは為替に影響を与えることはそのとおりだと思っております。もちろん、それだけが要因ではないと思っておりますけれども、重要な要因の一つになろうと思っております。
○久保国務大臣 今お話がございましたように、借り手であります末野興産、そして貸し手でございます住専、さらに銀行等に対しましても必要な捜査、査察等を行っておりますが、国税当局に対しましては、厳正、公平な調査を徹底して行うよう、私の方からは申しているところでございます。 ただ、国税当局のこれらの問題に対する調査等に関しましては、その内容にかかわっては、私の方から指示することはいたしておりません。
○久保国務大臣 申し忘れておりましたけれども、預金保険機構に対して財産調査権を罰則つきで与えるよう法律の改正をお願いを申し上げておりますが、これらも厳正に対処するために必要なことと考えておるところでございまして、今後さらにこれらの問題は強化をしてまいりたいと思っております。
○久保国務大臣 今その問題に関しましては、昨年十二月二十二日に答申されました金融制度調査会の答申等を尊重しながら法案の準備を進めているところであります。金制調の答申においては、公費を投ずる可能性について論じてございます。
○久保国務大臣 当事者、関係者間において協議をし、全体のスキームをまとめたものであります。 その経緯については政府委員から答弁させます。
○久保国務大臣 そのような事例は聞いてはおりますが、詳細には存じません。
○久保国務大臣 お立場が違いますから、矢島さんがそうおっしゃるのだろうなと私も思っておりますが、ただ、今おっしゃいました中で、どうせごまかすのだろう、それは、私の今の気持ちとして全くそういうことはございません。しかし、どこまでどうするかという問題については、相手のあることでございますから、これからの努力にかかることでございます。それ以上のことを申し上げられないことを御理解いただきたいと思います。
○久保国務大臣 最近の金融機関の業績は、全体的に見ますと、かつてない業務純益を上げているような状況にあると見ております。
○久保国務大臣 今おっしゃったことがこの委員会の当初からの論点であり、それをどのような視点から見るかということで見解が分かれてきたところではなかったのかと私は思っております。
○久保国務大臣 先ほど、政府はこの問題を進めるために誠意を持って努力しなければならないということを御答弁を申し上げました。
○久保国務大臣 そのようなことは、今あなたに申し上げられる問題ではないと思います。
○久保国務大臣 金融三法の方は内容的に基本的な部分でもめているわけではございませんで、提出の時期や検討の期間等でいろいろと御意見がございまして、近く政府・与党の間の調整を経て提案をすることになろうかと思っております。
○久保国務大臣 行政の責任というのは、監督並びに指導の責任を持つ行政庁として大蔵省が多く負うべきことは当然でありますから、今その責任に基づいてなすべきことを全力を挙げているということでございます。
○久保国務大臣 証人喚問につきましては、国会がお決めになることで私が申し上げてはいけないことだと思っております。ただ、そのような国会の御審議を通じて明らかになったことで理のあることは、私はきちんとやっていくのが政府の責任だと考えております。
○久保国務大臣 今お話がありましたような結果的な数字について、私もよく承知をいたしております。大変遺憾なことだと思っております。
○久保国務大臣 どのような理由で記載しなかったものか、事情を速やかに調べたいと思っております。そして、当然に記載すべきものであれば、改めて資料を修正いたします。
○久保国務大臣 私は詳しい事情を存じておりません。そして、これらの申し合わせに基づきますものは、政治家のそれぞれの良心と責任において判断されるものと考えております。
○久保国務大臣 株主総会がどのような展開になるかというようなことについて私が申し上げることはできないことだと思っております。