1950-02-21 第7回国会 参議院 地方行政委員会 第14号
然るに承わりますと、平の警察なんかが占領されましたときに、大衆はどうであつたか、町民はどうであつたかと申しますと、実際問題としては心の底で決して警察に好意を……、警察を守り、取返すというような態度に出ずに傍観しただけでなく、少しは心のどこかの隅で愉快だなというような思いをいたした者もあるかのような、周囲の情勢であつたのでありますが、これは第五国会のときに、私が警察官が、主食取締りに二千から二千五百人乗
然るに承わりますと、平の警察なんかが占領されましたときに、大衆はどうであつたか、町民はどうであつたかと申しますと、実際問題としては心の底で決して警察に好意を……、警察を守り、取返すというような態度に出ずに傍観しただけでなく、少しは心のどこかの隅で愉快だなというような思いをいたした者もあるかのような、周囲の情勢であつたのでありますが、これは第五国会のときに、私が警察官が、主食取締りに二千から二千五百人乗
もし徴税において、あるいは主食取締りにおいて現状のごとくであるならば、むしろ七・五禁令のままである方が望ましいと思います。われわれの最も憂慮するところは、食糧需給の情勢が立案者である民自党の皆樣の考えておるところまで來ておらないのではないか。そのためにいかように努力をいたしましても、このことから第一條にうたわれた目的がくずれ去つて行くのではないかということであります。
要するに徴税とか主食取締りというようなものに結局責任がかかつて來る。なお地方長官は主食の需給について、相当頭をしぼらなければならぬし、責任も負わなければならぬというような状態になつて來るのでありますが、こういうふうに考えて來ますと、政府は公約だから、この法律を出して氣がせいせいするでありましようけれども、あと業者も喜ばない。消費者も喜ばない。
そういう取締り上の見地から立てておりまして、主食取締り上の見地から兼業を認めないようにして行きたい。そうでないと取締りが困難なわけであります。そういうふうに御了解願いたいと思います。