2008-06-06 第169回国会 衆議院 外務委員会 第17号
ただ、けさ起きまして、主要な新聞を広げてみましたら、どの新聞も一面のトップに掲げているのは、財務省の官僚、主計局中心かもしれませんが、タクシー券を利用していながら、逆にタクシーの運転手さんから金品の提供を受けていたという報道でございました。 私は、その記事を見たときに、全く時代も隔てたある本を思い出しました。ハインリッヒ・シュリーマンというトロイの遺跡を発掘した人がいます。
ただ、けさ起きまして、主要な新聞を広げてみましたら、どの新聞も一面のトップに掲げているのは、財務省の官僚、主計局中心かもしれませんが、タクシー券を利用していながら、逆にタクシーの運転手さんから金品の提供を受けていたという報道でございました。 私は、その記事を見たときに、全く時代も隔てたある本を思い出しました。ハインリッヒ・シュリーマンというトロイの遺跡を発掘した人がいます。
それで、これは国土交通大臣にもお尋ねをしたんですが、本来こういう予算の査定といいますか、主計局中心にチェックをしていく機関として、財務大臣、これはどういう基準で公共事業の補助金というのは交付をしているのか、決めているのか。そこのところは、財務省としてはどう理解しているんですか。私は、これを見ていって、どこに、整合性といいますか、一つの物差しがあるのかなというのがわからないんですよ。
○塩川国務大臣 昨年、一昨年、ODAにつきましての厳しい査定を、主計局中心にやったんですけれども、長年の慣習がございまして、主計と外務省の担当の方との間でいろいろ話し合いがあるんだろうと思って、それは私は、一応白紙に戻して検討せいということをやかましく言っておるんです。
それに対して、行政改革の中で大蔵省をどうするかという議論があるのですが、私はこの結果を見るだけでも、やはり対等の立場でそれぞれがトータルで議論をしていくという土壌をつくってやらないと、いつまでも主計局中心のこうした政策から脱皮できないのではないか、そんなふうにも感じるわけであります。
今、大蔵改革の中で、特に主眼として議論されてくるのは財政政策、これが主計局中心に予算ということを通じながら、景気動向を見て影響をしていこうじゃないかというその流れと、それから金融部門、これを切り離していくべきではないかという議論。
それがこの住専等、バブル崩壊後の対策が後手後手に回った一つじゃないかというようなことも言われているわけですけれども、こういう大蔵省の支配構造、そしてその中でも、主計局中心というのがかなり問題があるということが言われております。これについてどういうお考えをお持ちでしょうか。
私は主計局中心に、(堀委員「藤井君、それは主計局長を予算委員会に出すけれども大蔵委員会に出さぬという不文律を破らなければだめだ。大蔵省が一方的にそういう方針をきめているのだ」と呼ぶ)それで私は理事会で言ったでしょう。それに対して別に、差しつかえがあるから、こういうわけだからこうという何も連絡がない。これはよろしくないですよ。全然この委員会をネグレクトしている。
行政管理庁といたしましては、監理委員会を中心に、何とかしてこれに対する実現を推進いたしたいと考えておりますが、実際問題になりますと、なかなかこれはむずかしい問題で、いろいろと江口委員を中心にいたしまして絶えず昨年から具体的にどうすべきか、たとえば予算編成のあり方と申しましても、臨調のねらいはいままでのような予算編成ではきわめて大蔵省中心、いわば主計局中心の事務的な予算編成ではないか。
これは結局予算の内容、予算編成の過程、それらについて論じているのですが、その点から私は内容に入る前に大臣にひとつ意見を言ってお答えいただきたい点は、今の予算制度が変わらなければ、予算編成の形態ですね、大蔵省中心に、しかも主計局中心にやるこの形態が変らないという前提と、それから日本の政党と政治家が急に変わらない、こういう池田さんの評論のような方向に体質改善ができぬという前提があるとすれば、私はいいほうでなければ