1977-09-22 第81回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号
○渋谷邦彦君 これは防衛庁からちょうだいした白書でございますが、これによりますと、「昭和四十七年十月九日四次防主要項目決定に先立ち国防会議議員懇談会」が持たれた。その際、「国防会議事務局に専門家の会議を設ける」ということが決められたようでありますね。そして翌年の八月十日に「国防会議事務局に「次期対潜機及び早期警戒機専門家会議」が設置された。」、こういうふうに述べられているわけでございます。
○渋谷邦彦君 これは防衛庁からちょうだいした白書でございますが、これによりますと、「昭和四十七年十月九日四次防主要項目決定に先立ち国防会議議員懇談会」が持たれた。その際、「国防会議事務局に専門家の会議を設ける」ということが決められたようでありますね。そして翌年の八月十日に「国防会議事務局に「次期対潜機及び早期警戒機専門家会議」が設置された。」、こういうふうに述べられているわけでございます。
そういうことで、そこへもってきて四次防の主要項目決定という別の問題ございまして、大蔵省の事務当局も非常に多忙をきわめて予算の示達がずっとおくれたんじゃなかろうかというふうに考えます。
他のいろんな委員会等でたくさんお尋ねもあるようでありますから、私ダブらないようにしながら、ほかの議事録等も読みながらダブらないで質問をしようと思うんでありますが、まず大蔵省が四次防主要項目決定の段階で対地支援戦闘機FST2改、それから高等練習機T2、これらの輸入を言い出したことに、率直に申し上げましてとかくの疑惑が持たれておるわけであります。
この主要項目決定の国防会議に先立つ議員懇談会におきまして、当時の田中総理よりの御発言の趣旨を受けまして、ただいま防衛庁長官より御説明のありました了解事項がつくられ、国防会議事務局に専門家の会議を設ける等のことが決められました。同議員懇談会の了解事項としてこれらのことが合意されたのであります。
四十七年の十月の二日にかけまして、四次防主要項目決定のための政府部内での検討に際しまして、一般的に国産は割り高であるということ、あるいは特にドルショック以降の円高の為替相場によって外国機が従来よりさらに割り安になること及び国際収支上の観点から輸入について再検討するよう大蔵省から要請をされました。これは一番最初はたしか十月の二日だったと思っております。
次は、訪米でPXLやAEWの輸入を約束するのではないかというような趣旨の御発言でございますが、御承知のとおり、昨年の十月、四次防主要項目決定の際に、国防会議議員懇談会の了解事項といたしまして、次期対潜機、早期警戒機等の国産化問題を白紙といたし、今後、輸入を含めこの種の高度の技術的判断を要する問題につきましては、国防会議事務局に専門家の会議を設ける等によって慎重に検討するという申し合わせが行なわれておるわけでございます