2000-04-26 第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
四件目といたしまして、長銀主要関連ノンバンクの日本リース、日本ランディック、エヌイーディーの三社に対し実施された損益支援及び資金支援。この四件につきまして、事案に関与した前会長増澤高雄、元頭取堀江鐵彌及び元頭取大野木克信を含む元取締役十五人に対しまして総額六十三億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起したところでございます。
四件目といたしまして、長銀主要関連ノンバンクの日本リース、日本ランディック、エヌイーディーの三社に対し実施された損益支援及び資金支援。この四件につきまして、事案に関与した前会長増澤高雄、元頭取堀江鐵彌及び元頭取大野木克信を含む元取締役十五人に対しまして総額六十三億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起したところでございます。
あわせて、主要関連ノンバンクに対する債権放棄等の支援策も明らかにしています。また、住友信託銀行から合併に向けて前向きに交渉を続けていくとの考え方が表明され、政府からも本合併構想を支援していくとの方針が示されています。 そこで、まず大野木参考人にお尋ねします。
また、その経営合理化策の中で、主要関連ノンバンクに対する支援策を明らかにしています。さらに、これを受けて、住友信託銀行から合併に向けて前向きに交渉を続けていくとの考え方が表明され、政府からも本合併構想を支援していくとの方針が示されています。 そこで、まず、大野木参考人にお尋ねいたします。
早速、具体的に質問しますが、八月二十一日の住友信託銀行との長銀の合併に向けた経営改善計画、その核心の一つは、何といっても日本リース、日本ランディック、そしてエヌイーディーの主要関連ノンバンク三社に対して、合計五千二百億円の債権を長銀が放棄する、そしてこの三社を生かす、それによって生ずる長銀本体の自己資本の穴を埋めるために公的資本をもらおう、こういうものでありますが、こんな法外な話が通用するはずがないと
その正常債権のみの継承という要求に対して、今出されているスキームといいますか、三つの主要関連ノンバンクの貸付金合計五千二百億、そしてその他の不良債権二千三百億、合計七千五百億のいわゆる放棄といいますか、引き当てを含めた放棄を計画しているわけです。