1997-04-09 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
逆に海外で開発されて日本に輸入した場合も、やはり多くの主要薬品が三倍近い価格になっている。 市場価格でそうなっているのなら、これは需要と供給の関係ですから理解できないことはありません。これはすべて薬価制度のもとで公定価格として厚生省がお決めになっているのですよ。おかしいじゃないですか。 そういうものに対して今回の改正では手をつけていないですね。それはそうだと思いますよ。
逆に海外で開発されて日本に輸入した場合も、やはり多くの主要薬品が三倍近い価格になっている。 市場価格でそうなっているのなら、これは需要と供給の関係ですから理解できないことはありません。これはすべて薬価制度のもとで公定価格として厚生省がお決めになっているのですよ。おかしいじゃないですか。 そういうものに対して今回の改正では手をつけていないですね。それはそうだと思いますよ。
たとえば、私の手元に調査室を通じまして、国立病院や国立療養所における主要薬品の購入状況というものを調べましたんですね。それと薬価基準とで見ればすぐ乖離がわかるわけです。
どうして少なくともそういういまのような、何年ですかと委員長が聞いたら五十一年なんて——そうじゃなくて、少なくとも私は、国立病院、国立療養所における主要薬品の購入状況というものを、あなたたちがお調べになればすぐ調べられることなんです。しかも、衆議院でも議論になっているんです、衆議院でも。参議院に来れば、またそういうことが議論になる。
国立病院とか国立療養所における主要薬品の購入状況等は、少なくとも五十年なら五十年とか、五十一年なら五十一年はそんなに薬数があるわけじゃないですね。私がそこで言っているのは主要な医療薬品と、こう言っているわけです。
私は、主要薬品については、品質保証のできるものを公的機関が一括購入し、実費で医療機関に供給する制度を創設すべきであると考えます。また、このような制度を確立するまでの間は、薬価基準を適正化するため必要な措置をとるべきであると考えますが、政府の方針を伺いたいのであります。
医療費が実質一二%上がったということなんで、ますます赤字がふえる、こういうようなことなんですが、医療費の中に占める薬品価格、主要薬品価格、これがべらぼうな数字になっておる。これは聞いております。また資料にも出ておるようでございますが、赤字の原因は、やはり私は薬価問題、これが最重点ではないだろうかと、さらには、出来高払いの診療報酬制度、こういったものが私は原因だと思うんです。
その後、三十年に社会医療調査というものをやりまして、医療行為の頻度なりあるいはさらに主要薬品の価格なんというふうなものを調べております。経費の方のは二十七年でございますが、頻度等は三十年の頻度の変化をこれで考えております。基礎に使っております。
その他減税、免税措置等を通じまして、薬価は次第に下降の情勢にありまするけれども、これらと関連しまして、ただいま御質問の中で御提唱になりました、主要薬品の国家買い上げをせよということにつきましては、国家管理についての御趣旨は、きわめてけっこうであると思いますが、現下の経済情勢からいたしまして、なお十分の検討をいたしたいと存じます。
もちろん薬品につきましては、その損耗率を見なければなりませんので、これをかりに一割ということにいたしますと、五円六十四銭か主要薬品の原価であるということに相なるのであります。そのほかに調剤におきます機械器具等のいわゆる調剤に要する経費が二円二十八銭に相なるのであります。