1985-05-22 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第8号
炭鉱は、三日、二番方より通常操業を再開しましたが、翌四日早朝、主要排気坑道である飛島連れ卸坑道の坑口から約四・一キロメートル地点で落盤がありました。この事故による罹災者はなく、当該落盤箇所の復旧作業も順調に進み、六日深夜までに坑内奥部のガス排除も完了したため、その後通常の操業に復したところであります。 次に、南大夕張炭鉱事故の概要等につきまして御報告申し上げます。
炭鉱は、三日、二番方より通常操業を再開しましたが、翌四日早朝、主要排気坑道である飛島連れ卸坑道の坑口から約四・一キロメートル地点で落盤がありました。この事故による罹災者はなく、当該落盤箇所の復旧作業も順調に進み、六日深夜までに坑内奥部のガス排除も完了したため、その後通常の操業に復したところであります。 次に、南大夕張炭鉱事故の概要等につきまして御報告申し上げます。
そういうさなかにおきまして、先般八月二十七日に坑内の主要排気坑道から自然発火が起こりまして坑内火災に至る重大な災害を惹起いたしました。まことに申しわけなく存じておる次第でございます。
○林参考人 今次起きました災害は、主要排気坑道で起こっております。いま議員の御指摘がございました三池の例もございましたが、ここなら大丈夫だと一般的に思われます主要排気坑道で災害が起こった。具体的には南排気斜坑と言っておりますが、南部区域の主要排気坑道、毎分三千四百立米の風が流れております大きな排気坑道でございます。そこの炭層を縫っておりました個所の拡大工事中にこの自然発火が起った。
先ほどからお話がございましたように、この採炭をいたしております個所は、主要の水平坑道の排気坑道と人気坑道の間に残っております保安炭柱を採掘しておったところでございまして、その保安炭柱、水平の主要人気坑道と主要排気坑道の間が約六、七十メートルございましたので、その保安炭柱を採掘いたしておったところでございますので、通気的に申しますと、その人気坑道とその排気坑道とのちょうど間のところでございまして、その
○説明員(佐伯博蔵君) 先生おっしゃられますように、この採炭個所は主要排気坑道と主要人気坑道の間の保安炭柱でございますので、通常の常識からいたしますと、急にガスがうんと出てくるということはほとんど考えられないのではなかろうかと考えます。