1991-04-17 第120回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
この役割は一体どなたが今後されるのかということに思いをいたしますと、郵便貯金の役割は今後ともやはり財政投融資の主要原資として、民間金融機関が利を求めてなかなか投資できないこういう公共投資の部面では大きな役割を発揮していくのではなかろうかということを考えるわけであります。
この役割は一体どなたが今後されるのかということに思いをいたしますと、郵便貯金の役割は今後ともやはり財政投融資の主要原資として、民間金融機関が利を求めてなかなか投資できないこういう公共投資の部面では大きな役割を発揮していくのではなかろうかということを考えるわけであります。
ただ、郵貯の場合には預託利率というものが決まっておりますから、大体財投のそういった主要原資になっておることは御存じのとおりですから、そういった拘束の中でやっておるという点においては民間の流動性を持った資金とは性格を異にしておる。ですからこそ、金利自由化体制に向けて自主運用も含めて自助努力という形の中で今後の郵貯金利というものを守っていきたいと私たちは努力いたしておるわけでございます。
国民の財政一般に対する見識が高まって、財投のあり方について、その主要原資としての郵便貯金の運用、今日現在のやり方について、強い疑問が持たれてきたのであります。これは第二点の問題であります。 第三点は、今日の高度成長の結果、国民の意識が大きく変化をしてきている。