1972-06-12 第68回国会 参議院 商工委員会 第19号
これはもう丹那隧道の地震記録から見ましても、地下の深いところの地震の影響というのはもう五分の一から十分の一に下がっております、地上と比較しまして。ところが、埋め込んでしまったパイプが地震によってどういう振動をするかということは、これはまだわからないわけです。
これはもう丹那隧道の地震記録から見ましても、地下の深いところの地震の影響というのはもう五分の一から十分の一に下がっております、地上と比較しまして。ところが、埋め込んでしまったパイプが地震によってどういう振動をするかということは、これはまだわからないわけです。
たとえば、新丹那隧道を抜くのに、両側からも、まん中からもやったわけですね。こういうような、北海道側からの工事だけでなくて、本土側からの工事もあるだろう、あるいは中央に設定をしたところの工事方法もあるのではないか。いろいろ現在の技術の進歩の中から考えれば、私は、工事のしかたとしては検討を要する必要があるのではないか。
○田中一君 工事費、予算ですね、経費も、いまでは、かつての丹那隧道をつくったような時代と違って、相当技術も進歩していれば、したがって、これに伴う経費も節減されているのではないかと思うのですがね。その点は、たとえば今度の新幹線の新丹那トンネル等は、どのくらいな期間と予算と規模で行なっておりましたか。
ここで疑惑が起きますのは、昭和六年に丹那隧道が通った。三島−下土狩中側の鉄道を伊豆箱根鉄道はめくって、補償金は二十万円取った。その補償金は、きのうのきようでありますから私は調べる時間がございませんでしたが、一体時効にかかっておるのか、無効になっておるのかどうかという点と、それからいま一つは、昨年申請が出ておるそうですね。
○磯崎説明員 三島−下土狩間は、当時駿豆鉄道と申しておりましたが、昭和六年に御承知のとおり丹那隧道が開通いたしましたときに、同駿豆鉄道株式会社の三島−下土狩の間の営業を廃止いたしまして、それとほとんど直角に交わります現在の東海道線ができたわけであります。
その他、西熱海ホテルも私行ってきたのですが、三千坪の丹那隧道のズリ捨て場、うんと高くなっております。これも同じような人から、ひとつおれのところによこせ、こういう要請が国鉄にあるということを聞いておるわけですが、これがばらばらならわれわれはまだ議論のしょうがあると思うのです。ところが、新幹線の設定と同時に——いま申し上げました各企業は、日本でも相当有名な人の同一傘下の企業なんです。
本件の送風機は、東京幹線工事局で新丹那隧道の——非常に大きな燧道でございますので、非常に馬力の大きい送風機が必要である。しかもこれを業者に貸与する必要があるということで三十四年度に購入したものでございます。
最後に、三三三号の送風機の運用に関するものでございますが、この送風機は、国鉄におきまして東海道幹線の新丹那隧道の掘さく工事の換気用として工事請負人に貸与するために購入したものでございまして、長大隧道の換気という関係から百二十七馬力という高馬力のものでございまして、それも米国製の送風機を約千五百万円で購入しておるのでございますが、新丹那隧道の掘さくにつきましては、もうすでに本品の購入前に送風機は請負人持
そして工事の中で特に長大なトンネルあるいは橋梁等、工事に長期間を要するものにつきましては、早目に着工いたし、また御承知のごとく丹那隧道等すでに貫通いたしたものもございますし、全体から申しますと、工事の進捗状況はおおむね順調に進んでおるということを申し上げられるのではないかと思っております。大体の状況はそういうことでございます。
また工事は、三十四年度は新丹那隧道並びにその付近及び相模川の付近、小田原の付近の間がおもなものであります。三十五年度は、三十四年度に着手いたしました工事を継続施行いたしますとともに、工期を制約するような大きな隧道、大きな橋梁などから順次着工いたします。そうして年度内に全線にわたって着工いたしまして、三十六年度及び三十七年度はその着工工事を継続施行することになるわけでございます。
三十四年度の予算といたしましては三十億円計上されておりまして、三十四年の九月に新丹那隧道の掘さく工事から着手しております。本年度の予算は二百七億になっておりますが、利子を含んでおりますので、実際の工事費は百九十七億と算定いたしております。
○相澤重明君 そこでさらに、それではいま少しお尋ねしておきたいのですが、国鉄当局は前回ですか、運輸委員会で、新幹線の工事については丹那隧道もすで工事に入っておるわけです。そこでこの技術者の動員ということは非常な大きな問題だと私は思うのですが、この計画あるいは定員増、こういう問題について具体的にどうされておるのか。
○吾孫子説明員 国鉄といたしましてはことしの四月に本社に幹線局を作りまして、また地方機関としては東京に幹線工事局また名古屋、大阪に幹線工事局の出張所を設置いたしまして仕事を進めてきたわけでございますが、さしあたりはまず新丹那隧道の工事にとりかかるということで、これは現在かかっておるわけでございます。
それから、先ほどのいわゆる東海道新幹線、いわゆる弾丸列車、この新幹線の調査費というものも、建設費には、先ほどあなたも御答弁になっておった現在、すでに丹那隧道をやっておる。それは来年は幾らと計上するのか、これをあわせて一つ、数字的に御報告して下さい。
従って混雑緩和の方策というものは、特に運輸省、国鉄においては、十分に考えてもらわなければ、ここでもっと通勤あるいは通学の人たちのことを考え、何らかの打開の方策というものを積極的に出すべきじゃないか、こういう点もあったのでありますが、これらについても、具体的にどうも措置が進んでおらないように思える、従ってそういう点について、一体政府は、どう考えているのかという点と、さらに東海道新幹線が、すでに丹那隧道
それから用地につきましては、試運転線区でございますが、これは大体相模川から丹那隧道までの間、このところをできるだけ早く完了いたしまして、ここで高速度運転その他のいろいろな実験をいたしたい。それの大体試運転線区の用地買収を特に急いでいたしたい、こういうことでございます。 それから新丹那トンネル、これはすでに着工いたしておりまするので、その前後の用地を買収して参りたい。
丹那隧道でわれわれはひどい苦い経験をなめております。世界に例のない長い海底隧道の掘さくをやるのでありますから、十二分に調査をいたしまして、一応自信を得て、それからあとに、これは大事業でありまして、各方面に非常に影響をいたしますから、それらの関係方面ともよく御相談をいたしたいと、かように考えまして、明年度は、さらに調査を進めるように、一億五千万円の予算を計上しておる次第でございます。
これは主として実地測量、用地買収等に力を注ぐつもりでございまして、なおこの三十億のほかに丹那隧道に引き当てる債務負担行為が四十億——これは五カ年間にまたがる債務負担行為として四十億円計上いたしておりまするし、そのほかに三十五年度にわたる債務負担行為として二十億円を計上いたしております。
○石井説明員 戦前のいわゆる弾丸列車と申しますか、東京・下関間を通じましての新幹線用地といたしまして、丹那隧道を買いまして——新丹那でございますか、新しい丹那隧道の掘さくに若干着手いたしまして、そのままになっております。その掘りました部分を保存しているだけで、遊んでおったわけであります。
これは丹那隧道をあけた専門家の意見を聞いたのでありますが、技術的には可能であるというようなお話を参考人より伺ったのでございます。
上越も、たとえばループ・トンネルにいたしましても、これも非常にかかつた、あるいは丹那隧道の工事が非常にかかつたからといつてどうこうということでやつておりません。一ただ日常かかる費用が航路につきましては鉄道より高くついておりますので、ただいまのところではそういう形になつておるわけであります。
それから第二点の御質問の、直営工事を相当にやつてみたらどうかというお話でございますが、従来とも直営工事を行いますのは非常な難工事でございまして、一般の入札にいたしましても、業者のほうで非常に不安でなかなかとれない、とりにくい、或いは特殊な技術を研究しながら進めるといういうような工事でございますと、例えて申しますと関門海狭のトンネルであるとか、あるいは丹那隧道の一部であるとかというような難工事について