1995-02-09 第132回国会 参議院 建設委員会 第2号
○政府委員(豊田高司君) 大地震と土砂害の関係をちょっと過去にさかのぼって調べてみましたら、例えば関東大震災の後、しばらくしてから丹沢山系で大きな土石流が発生しておりました。これは十数年後のたまたま大きな雨が降ったときです。普通の雨では何ということはないんですが、大きな雨が降ると土石流が発生する。それから、新潟地震のときは、これも二年後に大きな雨がありまして土石流が発生しております。
○政府委員(豊田高司君) 大地震と土砂害の関係をちょっと過去にさかのぼって調べてみましたら、例えば関東大震災の後、しばらくしてから丹沢山系で大きな土石流が発生しておりました。これは十数年後のたまたま大きな雨が降ったときです。普通の雨では何ということはないんですが、大きな雨が降ると土石流が発生する。それから、新潟地震のときは、これも二年後に大きな雨がありまして土石流が発生しております。
ただいま先生から丹沢山系のブナの惨状とかあるいはモミの惨状などもつぶさにお話しをくださいましたけれども、環境庁としましても、酸性雨については重大な関心を持って対応するようにいたしております。特に五十八年度から順次五カ年計画を決めて調査を行っております。
だから、この間来たときにも、関東大震災のときにずいぶん丹沢山系では岩石の崩落があった。そういうことについて調べておるのか、データがあったら出してくれと言ったけれども、建設省の方ではそういう資料はありませんと言う。だから、建設省の図書館か国会図書館か調べて、そういうものがあるなら探し出してみる必要があるじゃないかと私言ったんですけれども、そういうものを見てもないんですね。
と申しますのは、一つには立地条件といたしまして、その軍用飛行場からさらに西のほうには御承知の丹沢山系があるわけでございます。軍用機と民間機の大型機の間ではその行動能力などに非常な違いがございますので、そういった障害は非常な障害となると思います。
新空港用地をさがします際に、私どもは、やはり立地条件といたしましては、丹沢山系があるというような地理的条件のところは、それ自体としてあまり望ましくはないということを考えたわけでございまして、このブルー14が一つの境界のようなメルクマールになるわけでございますが、これはこの四飛行場が同時に廃止されない限りは廃止することは不可能なわけでございます。