1974-11-26 第73回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第5号
こういうのがありますが、この論議をされた国会記録を読みますと、この朝日土地興業の当時の社長は丹沢善利さんで、この方は、田中総理の無二の親友という小佐野賢治氏と一緒に虎の門国有地払い下げ問題、市谷土地問題等に顔を出している人である。これが四十七年十一月十一日の参議院予算委員会の記録に出ている。
こういうのがありますが、この論議をされた国会記録を読みますと、この朝日土地興業の当時の社長は丹沢善利さんで、この方は、田中総理の無二の親友という小佐野賢治氏と一緒に虎の門国有地払い下げ問題、市谷土地問題等に顔を出している人である。これが四十七年十一月十一日の参議院予算委員会の記録に出ている。
「虎ノ門国有地を入手したが、同年十二月ごろ朝日土地興業株式会社(以下朝日土地ともいう)の代表取締役丹沢善利から右の土地を譲り受けたいとの申し入れがあったため、国との契約上転売を禁止されていたので協議の結果エンパイヤ興業を朝日土地に吸収合併し、朝日土地の株式九百万株を小佐野に譲渡することになり、大蔵省国有財産第二課長の了解も得て同年」——同年というのは昭和三十八年です。
しかも、この朝日興業の社長の——前社長です、当時の——丹沢善利、この人は小佐野賢治という方としょっちゅう一緒になって仕事をされ、虎の門公園あと地国有地払い下げ問題、それから先ほど申しました市谷の総理大臣の土地の問題、こういう問題に顔を並べて出ている方であります。そうして、この土地の交換、これ、ちょうど市谷の土地の問題が起こったと全くほとんど同じ時期に起こっている。
それは私が売ったのじゃなく、それはちょうど要らないものを押しつけられたものがあるからということで、会社に話して、会社から丹沢善利氏に売ったわけです。その先のことは、私は全く関知をしてないのですが、これは共産党の新宿の区会議員か何かやっている人が何回かやったのです。それで私は、そのときにどうすることもできないと思った、これは。
それから例の、さっき私が申し上げた、朝日土地興業の丹沢善利さん百二十四万株、これはたいへんずば抜けている。そうかと思うと京葉瓦斯の社長である菊池仁さん二十五万株。
というのは、「小佐野会長が丹沢善利氏(朝日土地社長)に同額の土地を売りつけ、」」云々ということが書いてございます。 そこで、こういう問題は、これはどうも一般巷間のうわさと同時に、非常に疑惑を持つと思われるんですよ。これは、一般の市民層でなくて、相当政治に通の人がみんな言うているんですね、こういうことを。これは私のことばでなくて、印刷物に書いてあるんですよ。
金融機関より融資が受けられるようあっせんするとの口実のもとに、約束手形、担保物件などを騙取した上、これを森脇文庫の吹原に対する巨額のこげつき債券の元利支払いなどとして森脇に交付し、同人はこれを善意の第三者を装って領得するとともに、吹原の資金繰りを容易ならしめようという企てのもとにおきまして、吹原は昭和三十九年八月下旬、吹原産業株式会社におきまして、朝日土地興業株式会社常務取締役丹沢利晃及び同代表取締役丹沢善利
この十月の三十一日に就任をされたいわば終戦処理の役員だと思うのですが、小佐野栄、長沢良、小佐野定彦、石田昇、上原秀作、田中豊雄、竹沢脩、間宮保治、この監査役の方は全部退任をしまして、朝日土地興業株式会社は代表取締役が丹沢善利、その取締役には望月郷良、清水富雄、丹沢章治、菊池寛美、千葉三郎、山根春衛、江戸英雄、川崎千春、津村亀吉、菊池仁、南景樹、谷野登喜夫、南保夫、丹羽利晃、亀山甚、佐野友二、田土部勝徳