2009-03-26 第171回国会 参議院 予算委員会 第18号
○政府参考人(太田俊明君) 佐世保重工の事案でございますけれども、平成十一年から十二年度にかけまして、関連の事業所十九社に対しまして中高年労働移動支援特別助成金を支給しましたが、平成十四年にその執行の実態がない、不適正なものではないかという疑惑が出てまいりまして、雇用・能力開発機構におきまして調査を行って、約七億三千万円の不適正受給があったものとしまして返還請求を行ったものでございます。
○政府参考人(太田俊明君) 佐世保重工の事案でございますけれども、平成十一年から十二年度にかけまして、関連の事業所十九社に対しまして中高年労働移動支援特別助成金を支給しましたが、平成十四年にその執行の実態がない、不適正なものではないかという疑惑が出てまいりまして、雇用・能力開発機構におきまして調査を行って、約七億三千万円の不適正受給があったものとしまして返還請求を行ったものでございます。
さらに、それに加えて、新聞にも出ましたから皆さん御存じだと思いますが、佐世保重工業における生涯能力開発給付金の不正受給問題、あるいは同じく佐世保重工業における中高年労働移動支援特別助成金に関する不正受給問題など、財政が非常に厳しいという状況にある雇用保険の実際の運用の中で様々な問題点が指摘をされてきているわけであります。
○大島(敦)委員 そうしますと、この中高年労働移動支援特別助成金の支給対象事業主のところで、営業の譲渡に伴うものでないこと、これだけの縛りであると、制度としては非常に不整備であったという御答弁だったと思います。 今回のこの受給というのは、千二百人の会社の八百六十名が出向するわけですから、その会社がマネジメントあるいは企業体として運営できる規模じゃないわけですよ。
そうしますと、今回のこの中高年労働移動支援特別助成金に関しまして、申請した全員が認められたかどうかというところ、もう一度確認させてください。
○大島(敦)委員 それでは、先ほどの鍵田委員の質問の確認なんですけれども、今回の中高年労働移動支援特別助成金の申請があったときの従業員数について、もう一度御答弁お願いします。
○政府参考人(澤田陽太郎君) 不正部分とまだはっきりしていない部分、合計いたしますと、ちょっとトータルありませんが、まず能力開発助成金につきましては三億七千七百万円強、それから中高年労働移動支援特別助成金につきましては約十七億円、そして雇用調整助成金につきましては合わせまして十億七千万円強ということになります。
○森ゆうこ君 今論点になっているという五番目の三事業ということに関連してここで確認しておきたいんですけれども、このたび起きました佐世保重工業、SSKの生涯能力開発給付金不正受給並びに中高年労働移動支援特別助成金の不正受給、この問題について経緯と今の状況をお願いします。
○澤田政府参考人 佐世保重工業が詐取したことが現在確認されている雇用関係給付金は、平成十一年度に支給されました中高年労働移動支援特別助成金及び平成十二、十三年度に支給されました生涯能力開発給付金の二種類であります。 このうち、生涯能力開発給付金につきましては、去る三月二十二日、支給を行っております長崎県より、佐世保警察署に告訴状を提出したという報告を受けたところであります。
具体的な施策として、中小企業雇用創出人材確保助成金、緊急地域雇用特別交付金、中高年労働移動支援特別助成金などが創設されました。 この百万人の数字の内訳につきまして、中職審でも議論をされておるようでありますけれども、雇用創出効果が三十七万人、雇用安定効果が六十四万人、若干この両方でダブっておるようでありますけれども、合わせて百万人規模という説明がなされておるわけであります。
○政府委員(渡邊信君) 中高年労働移動支援特別助成金ですが、これは四十五歳以上の中高年の方を失業を経ずに事業主があっせんまたは出向という形で次の企業に送り出したというときに助成をする制度でございます。 この制度は、本年一月から九月までの間に助成金の対象となります労働者数を五万人と見込んでおりました。
さらに、昨年の十一月に策定をされました活性化総合プランに基づきましては、中小労確法を改正して新規雇用の創出の対応をした、あるいは中高年労働移動支援特別助成金の創設をして失業なき労働移動への支援をしたということをとり行ったわけであります。
それから雇用調整助成金、それから新たに行おうとしております中高年齢者の失業なき労働移動を助成するための中高年労働移動支援特別助成金というのを今度の補正予算でお願いをいたしておりますが、この二つを合わせて雇用の維持安定が二十九・四万人であります。 就職支援対策で三十四・二万人、雇用の維持安定対策で二十九・四万人、それから先ほど申し上げた三十七万人で百万人規模というふうな計算になっております。