1964-06-03 第46回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
私は災害の面から話しておったら、あなたは災害よりももっともっと日本の農業を根本的に考えていかなければならぬのだとおっしゃるのですから、それがから手形にならぬように、ひとつ、現在までの農業基本法のもとにおける農政の欠陥というものも十分出て、すでに国民所得倍増計画の中間検討等でも十分指摘されている面もあるわけですから、そういう点を反省しながら、その中で災害対策に対する立法も拡充していく、こういうことでひとつ
私は災害の面から話しておったら、あなたは災害よりももっともっと日本の農業を根本的に考えていかなければならぬのだとおっしゃるのですから、それがから手形にならぬように、ひとつ、現在までの農業基本法のもとにおける農政の欠陥というものも十分出て、すでに国民所得倍増計画の中間検討等でも十分指摘されている面もあるわけですから、そういう点を反省しながら、その中で災害対策に対する立法も拡充していく、こういうことでひとつ
○国務大臣(赤城宗徳君) いま御指摘の、倍増計画の中間検討等におきましての調査ばかりでございませんが、全体的に見まするというと、甘木ばかりでなく、世界的に自給度というものはだんだん減ってくるという趨勢にはあると思います。日本においてもそういう趨勢にはございます。しかしながら、全体としては減るといたしましても、物によってはこれを逐次増していくようにしていかなければならぬものがあると思います。
そうすればこの栄養水準をさらに高めていくということは、今後所得倍増計画の中間検討等でもおそらく取り上げられる問題じゃないかと思いますが、そうなればなるだけに、耕地面積の拡大ということは避けられぬような重大な問題になってまいります。そういう点から先ほど申しました点について、特段のひとつ御配慮が願いたいと思います。
この間も、所得倍増計画の中間検討等の中にも一つ出ておりましたが、まっ裸のままで世界市場へ出せば、あるものによっては九〇%、あるものによっては五〇%くらい、ほかのほうの品物が日本の農産物より安い。こういうことでございます。まる裸で自由化をするということになると、日本の農業というものは相当つぶれる。痛手をこうむります。