2017-04-06 第193回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
次に、毒性の強い新規化学物質の管理の強化ということに関しまして、毒性が強い一般化学物質の情報伝達が消費者まで行き渡っていないと、これは努力目標であってということがありましたけど、先ほどのカネボウの例もそうですし、私、抗生物質に関しては、これは中間剤で使う抗生物質のものはめったに体に影響はないんですけど、でも、私は、管理の方法とかそういうことをちゃんとしっかりしていないと、高齢者の方が、抗生物質をどう
次に、毒性の強い新規化学物質の管理の強化ということに関しまして、毒性が強い一般化学物質の情報伝達が消費者まで行き渡っていないと、これは努力目標であってということがありましたけど、先ほどのカネボウの例もそうですし、私、抗生物質に関しては、これは中間剤で使う抗生物質のものはめったに体に影響はないんですけど、でも、私は、管理の方法とかそういうことをちゃんとしっかりしていないと、高齢者の方が、抗生物質をどう
私の非常にお世話になった和歌山医大のお医者さんで、金沢稔先生という方がいらっしゃいましたが、その方は、貴志さん、ベンジジンという染料中間剤でがんが発生する、自分は泌尿科の医者だから、自分の余命から考えて、自分が実験台になってもこれは究明していかなければいかぬ、若い医者に実験させるわけにはいかぬ、そう言われた。ほかの病気で亡くなられてしまいましたけれども、そういった学究だってありました。
要するに安くつくれて簡単につくれるというこの黒色洗剤の中間剤をたくさんつくらして、そんな危険があるということが新聞社によって暴露されて初めて重い腰を持ち上げたというふうな経過から見ても、ここらあたりで最初のボタンのかけ違いをかけ直すべき時期がやってきているんじゃないか、僕はこう思うのです。いかがですか。
ベンジジンあるいはベータナフチルアミンと呼ばれる物質は、黒色染剤の中間剤でありまして、これが大変高度な発がん性を有しております。大体、取り扱いをいたしましてから平均十八年、長きにわたっては四十五年間の潜伏期間を持つ極めて危険な物質でございます。