1992-06-18 第123回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
これが従来のいわば中長期預金問題の背景でございます。 そこで、現在、この中長期預金についての状況を御説明いたしますと、大蔵省といたしましては、金融制度調査会の答申などを踏まえて、中長期預金を含む金融商品の多様化に鋭意取り組んでいるところでございます。昨年十一月の三百万円以上の定期預金金利自由化に当たりましても、初めて預入期間三年の自由金利定期預金を導入したところでございます。
これが従来のいわば中長期預金問題の背景でございます。 そこで、現在、この中長期預金についての状況を御説明いたしますと、大蔵省といたしましては、金融制度調査会の答申などを踏まえて、中長期預金を含む金融商品の多様化に鋭意取り組んでいるところでございます。昨年十一月の三百万円以上の定期預金金利自由化に当たりましても、初めて預入期間三年の自由金利定期預金を導入したところでございます。
私ども利用者の立場からいいますと、制度の見直しもさることながら、諸規制、諸慣行の見直しによります中長期預金等の商品開発が進むことも重要と思いますが、今後自由化されると考えていいのか、お聞きしたいと思います。 ただいまの金融市場に残る諸規制、諸慣行について、金融制度調査会答申によりますと、「中長期預金の導入」とあります。改革後はそれを認めていかれるのか。
○前畑幸子君 六月五日の毎日新聞に、「都銀、地銀の中長期預金には反対」という信託協会の会長の談話が載っているんですけれども、「来年六月からの導入を検討している期間四年以上の定期性預金について「普通預金金利の自由化など先に検討されるべきことがあり反対だ」」ということで、この中長期預金の導入に反対の意見を出されています。
それは、詳細は省略いたしますが、例えば中長期預金のような、現在発展中でございますが、なお今後いろるいろな意味での長期資金の調達手段、金融機関の側から見れば調達手段であり、消費者の立場からすれば資金の運用手段の多様化が図られるというようなこととか、それから例えばそれを裏づけといたしまして住宅ローンに対する取り組み姿勢がより積極化するであろうとかというような一例もございます。
私どもは、例えば定期預金につきましては、先ほど申し上げましたが、いわゆる中長期預金というようなものにつきまして今後一段の進展があるものというふうに期待をしております。もちろんこれは預金者のニーズによることでございますが、現に三年の定期預金というものを銀行で本格的に扱い始めたのはつい最近のことでございますし、そのほかいろいろな金融債なり信託商品なりを含めまして商品の多様化が現実に進んでおります。
○平井説明員 先生御指摘の今回の金融制度改革によりまして、銀行、証券の相互参入ですとか諸規制、諸慣行の見直しによりまして民間金融機関において取扱業務が相互に拡大される、あるいは中長期預金、変動金利預金等の多様な商品の開発などが行われるというふうに承っております。これは金融自由化の流れに沿うものであって、預金者利便の観点から歓迎すべきものと思っております。
そこで、具体的に預入期間三年超の中長期預金につきましては、近い将来このような預金が現実に可能になるであろうという期待のもとに、各業界において内々その商品性の研究その他が現在進められておるというふうに仄聞しておりまして、その作業、研究の進捗状況をも見守りたいと思っておるところでございます。
商業銀行におきましては、貯蓄銀行に対抗しまして中長期預金の新設に力を注がれた。例えばボーナスつきの貯蓄預金と書いてございますけれども、金額三千マルク、期間五年以上預金をすれば、約定金利のほかに一ないし一・五%のボーナスを支払うという。それから累積投資預金というのがある。あるいはまた住宅ローンつき貯蓄預金だとかいうような新しい商品も次々に出しておみえになる。
これに対しましては、私ども相互銀行としては、やはり中長期預金の創設が現状では最も適当であろうと考えるのであります。具体的には三年定期預金の創設であります。今回の答申におきましても中期預金が主要な論点として取り上げられておるのでありますが、私どもの趣旨はこれといささかニュアンスを異にしておるものであります。この点について申し上げたいと思います。