1985-05-23 第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
○森井委員 慶応大学の中鉢教授等が五十年調査のときでも手がけられたことがあるわけです。五十年調査のときの調査でも、何とか推計学というふうなものを駆使した調査をもとにして死没者の数をつかみたいという努力はされたわけですね。
○森井委員 慶応大学の中鉢教授等が五十年調査のときでも手がけられたことがあるわけです。五十年調査のときの調査でも、何とか推計学というふうなものを駆使した調査をもとにして死没者の数をつかみたいという努力はされたわけですね。
当時調査に当たられました慶応大学の中鉢教授は、被爆者の生活はもとに復元していないという結論を「三田学会雑誌」に発表されているのであります。
どうしてこういうことが起こるのか、これを直接担当された、私の親しい慶応大学の中鉢教授や一橋大学の石田教授に伺っても真相はわかりませんが、昭和四十年の被爆者実態調査、せっかく行った実態調査、しかもこれは石田教授などの論文もありますけれども、事例調査の持った意義は被爆者対策にとって大きいのであって、それが結果が公表されてないということはきわめて遺憾であります。
それらにつきまして、私の方で、この項目についてはこういうふうにしてこう調査したらどうだらうかという一つの案を持ちまして、それをたとえば一橋大学の馬場教授、伊大知教授、慶応の中鉢教授、宇都宮の井上教授、それから総研の加用次長、それからあとはわれわれ役所の担当官で、こちらから案を出しまして、その人に、これはどうするのだ、これはどうするのだということで聞いた上で、私の方で最後の結論を出さなければいかぬわけであります