1984-08-02 第101回国会 参議院 社会労働委員会 第18号
しかし反面、最近の新聞報道を取り上げでみましても、例えば順天堂大学医学部附属順天堂病院の無資格検査問題、本委員会でも取り上げられました宇都宮病院の無資格診療と患者へのリンチ事件、東京医科歯科大学の教授選考をめぐる贈収賄事件、大阪の中野診療所におけるけた外れの過剰診療事件、さらに、歯科医師の先生もいらっしゃいますが、歯科用金銀パラジウムのにせ合金事件等々がマスコミにどんどん出ます。
しかし反面、最近の新聞報道を取り上げでみましても、例えば順天堂大学医学部附属順天堂病院の無資格検査問題、本委員会でも取り上げられました宇都宮病院の無資格診療と患者へのリンチ事件、東京医科歯科大学の教授選考をめぐる贈収賄事件、大阪の中野診療所におけるけた外れの過剰診療事件、さらに、歯科医師の先生もいらっしゃいますが、歯科用金銀パラジウムのにせ合金事件等々がマスコミにどんどん出ます。
そこで、先般行われた大阪の中野診療所が、不当診療ということで処分を受けた最初のケースだ、こう言われておる。私は真相は知りませんけれども、新聞がそういうように書いておる。そこで、やはりこの際、不正は当然のことですから、その処分の重い、軽いは別としても、信賞必罰でやっていただかなければならぬ。
中野診療所の場合は、先生も御承知のとおり、普通の場合の十倍、二十倍、こういうようなケースであったわけでございまして、それぞれの分野の専門家と討議をしていただきまして、不当な診療というように判定をしたわけであります。したがって、私ども、今後もただ保険課の医療監査官だけの判断でそういうことをやっていこうというようには考えておりません。
一方、最近要求しましたところの大阪の中野診療所の監査結果については、このような資料が提出されております。もう一つの資料です。これだって決して立派な資料ではありませんし、十分とは言えませんけれども、一応概要と監査結果とをきちんと書かれております。どのように監査したか、レセプトあるいは監査結果の概要とかが出されております。なぜ富士見病院についてはこういうものが出されないのでしょうか。
この間の中野診療所の場合には、指導をやっておる中で過剰だということで、保険医の資格の取り消しというところまで事態が進んでおるわけですから、そういう、指導をやっておる中で監査に切りかえてはさっとやられるというようなことになれば、またぞろ、昭和三十五年当時、この申し合わせができたゆえんである開業医などの中で自殺者が出るというようなこともあるわけでありますから、ひとつそこは慎重にやるということ、この二点をお
論より証拠、中野診療所でも三回指導をしてその後監査をしたわけであります。私はああいう場合には直ちに監査をしてもいいケースではないかと思っておりますが、やはり行政というものは慎重に運ぶ必要があるということで、指導をし監査をしたわけでありますが、それが逆になまぬるいではないか、こういう御批判も仰いております。
の改正案を出したんだという厚生省の説明でございますが、この保険法の改正案が提出されましてから新聞報道等で特に目立って目につきますことは、医療供給機関、医師側の乱診乱療、また医療費のむだがかなりあるということ、また医師の所得が非常に大きい、あるいは脱税なんかもある、そういう報道が殊さらのように私には受け取れるのですが、新聞の一面記事を飾ったり、最近では報徳会宇都宮病院の問題が出たり、あるいは大阪の中野診療所
○吉田参考人 まず中野診療所の件について申し上げますと、これはもうたびたび、医師会が非常に協力いたしましてやっております。
えますと、今回の国庫補助の合理化というふうなことによりまする影響は、それによりまして直接市町村の保険料負担水準というものを上げるということにはつながらないというふうに理解しておるわけでございまして、個別的な市町村におきましては、医療費が非常に上がったとか、あるいは——今回私どもは、ほかの対策とあわせまして医療費の適正化対策というものを非常に強力に推進する、現にやっておりますが、せんだっても大阪の中野診療所
これは大阪の中野診療所でも言えると思うのですよ。あんなでたらめな保険医療が行われた。しかも、それは十年前からわかっておったというのでしょう。わかっておったら、なぜその間にきちっと指導しておかなかったか。 私どもは、悪い者に対しては徹底的にメスを加えるべきだと思います。しかし、やはり行政というものは指導行政ですから、指導というものをもう少し的確にやってもらわなきゃいかぬですね。
そうして、まあ、何も全国のお医者さんがそうだ、こういうことを申すつもりはございませんが、中野診療所のケースを取り上げてみますと、社会保険の家族の診療費を一〇〇といたしますと社会保険の本人、これは十割給付でございますが二三七、つまり二・三七倍、それから社会保険の家族ですが老人医療費で十割になった人、これは三・二一倍、そして社会保険の家族で老人保健の給付を受ける結果、十割給付に結果的になる人は三・五四倍
今言われました中野診療所だとか、あるいは宇都宮報徳会の問題とか、あちこちでいろいろ問題が起こりましたね。これは決して、患者が一割、二割負担したから、その痛みに耐えかねて、これらを指摘して問題が起こったわけじゃないですわ。皆さん方が、権威ある医療団をつくって、厚生省と府とがあるいは県とが一体になってこの問題にメスを入れて、法律改正なしに、一割、二割負担なしにやったことでしょう。そういうことですね。
○吉村政府委員 平均の何倍であるから濃厚診療だというように、しゃくし定規な基準を持っておるわけではございませんが、中野診療所の場合には余りにも平均とかけ離れた数値であったものですから、我々としては監査をしたわけであります。
この病院の問題は、巣鴨プリズンにおいて治療ができない、こういう人たちに対しては、ただいまは東大病院、慶大病院、慈恵医大病院それから国立の中野診療所、松沢病院、こういうところへできるだけお願いして治療していただいておるわけであります。なおこれはアメリカ管理当時に、私が先月の十五日からやつたことでありますが、病院におる人たちに対して看護婦を使うことをやつたのであります。
○川上説明員 先ほど申しました十三名というのは入院しておるのでありまして、東大病院九名、慶応病院一名慈恵医六一名、国立中野診療所一名、松沢病院一名、こういうふうに入院しております。そのほかに私の方にも医者はおりますけれども、病気により外部の大学病院あたりに行つて治療してもらうわなければならないというのが、これは大体東大病院ですが、毎日五名くらいずつおります。