1972-06-01 第68回国会 参議院 建設委員会 第18号
中野住宅の場合には、多少方位が触れておるということで、われわれはこれは約十時前から当たるというふうに解釈しております。
中野住宅の場合には、多少方位が触れておるということで、われわれはこれは約十時前から当たるというふうに解釈しております。
○説明員(山中侠君) この前もお答え申し上げたと思いますけれども、あの環境の立地条件の中で、つまり、商業地域というところで、日照が中野住宅の場合に最も悪い条件のところで、日陰になる部分が冬至の場合に二時間足らず、正確に言いますと一時間十五分でございますが、それが最悪のところで、だんだん階層が上に行くに従って一時間とか三十分、十五分というふうに減っていくような条件でございます。
ところが、中野住宅はこれは範囲外だとあなたは認定された。建てる建物は単なる局舎ではない、上に相当数の階層を乗せる。これはあなたのほうでどうしてこの範囲外と認定したのか範囲外というのはどういうことなのか。
○説明員(山中侠君) ことしの二月末に、地元の東京都住宅供給公社の中野住宅の代表者の方々からこの問題につきまして要求をいただきました。それで第一回に説明会を開きまして、それが三月三日でございます。われわれのほうと両者でお打ち合わせの会を持ちまして、いろいろ説明さしていただきました。第二回目が三月二十四日にまたいたしました。三回目が四月一日にまた会合を持ちました。
○沢田政治君 うかつにもまあ加害などをしない、被害を及ぼさないだろう、こういうように考えて、いま反対しておられる都住宅供給公社の中野住宅の方々には説得も説明もしなかった、こういうことですが、まことにずさんだと思うのです。どだい設計の段階でどれだけ住民に被害を及ぼすかということは、これはわかるはずです。というのは、太陽は永久にその位置を変えません。
ただ今回の場合は、この住宅供給公社ですか、中野住宅の建物が、われわれの考えておりました御迷惑を及ぼす付近の住民の方々——御迷惑というのは騒音その他も含むわけでございますけれども、その範囲外にあるとわれわれうかつにも認定いたしまして、ごあいさつに参らなかった次第でございます。その点はたいへん申しわけないと思っております。