2015-07-13 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号
同様に、アメリカの外交を考える際にも、アメリカが対中重視ではないかとか、対日重視ではないかといった二者択一の議論がされるときが時としてございますけれども、アメリカの外交を対日重視か対中重視かというような二者択一に追い込んでしまえば、もうその段階でそれは日本外交の敗北である、そのようにさせないということが大変大事である。
同様に、アメリカの外交を考える際にも、アメリカが対中重視ではないかとか、対日重視ではないかといった二者択一の議論がされるときが時としてございますけれども、アメリカの外交を対日重視か対中重視かというような二者択一に追い込んでしまえば、もうその段階でそれは日本外交の敗北である、そのようにさせないということが大変大事である。
そういうことから、日中重視という意識も首脳間で共有しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日中重視の外交を取ってきたと思っております。中国の目覚ましい経済発展というもの、これに対して日本は脅威と受け取るのではなく、好機と受け止めていると。今後、両国の交流というものをあらゆる分野において広げていこうということで、今までも各分野での交流は進んでまいりました。そして、経済関係も発展してまいりました。
日中関係というのは今後ますます交流が深まっていく、この日中重視でいこうという共通の認識を持つことができたと思います。 経済の面におきましても、私は、かなり日本国民の間に、中国の目覚ましい経済発展によってどんどんどんどん安い中国製品が日本に入ってくるという状況が数年前顕著だったわけでありますが、そのとき、かなり中国警戒論が出ておりました。
○荒井正吾君 日中重視のお考え、また靖国問題について大変率直にお言葉いただきまして、有り難いと思っております。 出身の、私出身の奈良の地は、鑑真和尚が千二百五十年前に訪日されて大変な功績のあった地でございます。千二百年の間、日中の間では、八百年前に元寇があり、それから百年内に二度大戦があったのみで、そのほかは平和に暮らしてきた隣国でございます。