1965-08-11 第49回国会 参議院 予算委員会 第4号
なお、この点につきましては、外務省から農業専門家をまじえた調査団を本年の六月末から二カ月間の予定をもって北部及び中部ブラジルへ派遣をしております。
なお、この点につきましては、外務省から農業専門家をまじえた調査団を本年の六月末から二カ月間の予定をもって北部及び中部ブラジルへ派遣をしております。
中部ブラジルにもあります。北部ブラジルのアマゾンのごときは、御承知のように日本の十四倍もあって、アマゾン川の周辺では、すでに数年前にアマゾン入植三十周年祝賀式典を日本人がやっております。あの十四、五倍あるアマゾナス州、パラ州その他の直轄州に、約七千人くらいの日本人が現在入っておるわけです。
ブラジル移民では北ブラジルに千五百、中部ブラジルに五百、南部ブラジルに千、アルゼンチンに五百、パラグァイに五百、ボリビアに六百、ドミニカに六百、北米に三百となっております。その他を加えて大体六千ぐらいの見当でやることになっております。
ブラジルは、北ブラジルでは千五百、南ブラジルでは千、中部ブラジルに五百、アルゼンチンに五百、パラグァイに五百、ボリビアに六百、ドミニカに六百、その他三百となっております。もちろん受け入れ国の希望はさらに大きいのでございますが、しかし、財政の困難な状況及び輸送の困難な状況等の制約がございまして、本年度でき得る計画は以上の通りでございます。お答えします。(拍手) 〔国務大臣竹山祐太郎君登壇〕
これはブラジルは御承知のようにアマゾン地域におきまして辻小太郎氏が、中部ブラジルにおきましては松原安太郎氏がそれぞれブラジル政府と折衝いたしまして、アマゾンにおきましては五年間に五千家族、中部におきましては七年間に四千家族という枠を獲得しておるのでございます。
○足立委員 特に私最近ブラジルへ行つた人の話を聞きますと、中部ブラジルの松原某氏のごときは、今お話のあの中部ブラジル四千戸の移民についての話合いを、せつかく私財を投じて努力されて、ブラジル政府との間に話をつけられた、今まで非常に熱心におやりになつて、すでに数千万円の赤字を出して、これではとてもたまらないというので投げ出しておるというような話も聞いております。
上塚氏のアマゾン移民計画なり、松原氏の中部ブラジル移民なり、相当の努力は払つておられますが、この計画を見てみましても、五カ年間に五千家族、約二万五千人の人間を入れようというのが上塚氏のアマゾン移民計画であり、松原氏の中部ブラジル移民計画も五カ年乃至八カ年間に四千家族約二万人を移そうという計画であります。
しかるに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会はさきに許可しました上塚司氏計画のアマゾン移民五千家族を確認したほか、松原安太郎氏計画の中部ブラジル移民四千家族を許可いたしました。昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。さらにパラグアイも百二十家族の入国を許可いたしましたので、本年度分許可数は合計六百九十家族となります。
然るに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会は先に許可をされました上塚司氏計画のアマゾン移民五千家族を確認いたしましたほか、松原安太郎氏計画の中部ブラジル移民四千家族を許可いたしましたし、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可いたしました。更にパラグアイも百二十家族を許可いたしましたので、本年度分許可数は合計六百九十家族となつております。
しかるに、平和条約発効後の昭和二十七年八月に、ブラジル移植民審議会はさきに許可した上塚司計画のアマゾン移民五千家族を確認したほか、松原安太郎計画の中部ブラジル移民四千家族を許可し、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。さらにパラグアイは百二十家族を許可したので、昭和二十八年度の計画移民は合計六百九十家族を送出する予定となつ参ております。
然るに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会はさきに許可した上塚司計画のアマゾン移民五千家族を確認した外、松原安太郎計画の中部ブラジル移民四千家族を許可し、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。更に。パラグアイは百二十家族を許可したので、昭和二十八年度の計画移民は合計六百九十家族を送出する予定と相成つております。
またアマゾン移民、あるいは中部ブラジル移民、あるいはまたパラグアイ移民というように、すでに相当数の移民の許可も、わが国といたしましてはとりつけておるような次第であります。今後この移民問題を政府といたしましては積極的に推進して参りたい、かように存ずるのであります。ことに敗戦によりまして、わが国は四つの島に八千五百万人の人口がとじ込められてしまつたのであります。
明年度の移民計画を見ますと、南米では、上塚地区のアマゾンに三百五十戸、松原地区の中部ブラジルに二百戸、宮坂地区のパラグアイ共和国に百二十戸となつており、さらに南太平洋の仏領ニューカレドニアには二千人の金属鉱山労働者を約束しており、アチゼンチンその他への呼寄せ移民がおよそ二千人と想像され、合計一万人に上ると見られておりますが、これを輸送すべき船はありません。
なおそのほかに中部ブラジル地区には、これまた四千家族の許可を得ておるのであります。このうち来年度は約二百家族の渡航をさせたい、かように考えております。そのほかフランス政府からニューカレドニアの鉱山労働者の移民を要請して参つております。これも約二千名近いものであります。
○中村(幸)政府委員 相手国におきましても、ただいま申し上げましたアマゾンあるいは中部ブラジル移民につきましては、相手国の方でも非常な関心を持ち歓迎いたしておるのでありまして、移民があちらへ到着いたしますと、あちらの低利資金等も貸し与えてくださるように承つております。
外務省の輸送計画には農林省も協力いたしまして、全国ですでにブラジルの中でもアマゾン行きが二百五十家族、それから中部ブラジル行きが二百家族の募集を締め切つておる。
さらにブラジルの農業移民計画でありますが、これにつきましても、松原安太郎氏のあつせんにかかる中部ブラジル農業移民につきましては、四千家族の許可を得ておりまして、そのうちで来年度におきましては約二百家族を送出する予定に相なつております。かようにいたしまして、今後計画移民もますます盛大に行われることと考えます。
又中部ブラジル方面につきましては、これ又約四千家族くらいの移民を原則的には承認を得ておりますので、そのうち二百家族くらいは来年中に出したいとして計画いたしております。又パラグアイに対しましては、約百二十家族だけは出せるような話に進んでおります。更に、ブラジル、アルゼンチン等におきましては、いわゆる呼び寄せ移民というのがありまして、これは年に二千名くらいに達すると予想をいたしております。