1987-08-28 第109回国会 衆議院 本会議 第14号
第一に、今日の国際情勢の大局的動向は、一九八五年十一月のジュネーブ首脳会談以降、米ソ両超大国の核兵器削減交渉が進展し、既に米ソ首脳会談による中距離核戦力削減協定の政治日程が目前に浮上するなど、軍縮へと世界は大きく傾いているのであります。
第一に、今日の国際情勢の大局的動向は、一九八五年十一月のジュネーブ首脳会談以降、米ソ両超大国の核兵器削減交渉が進展し、既に米ソ首脳会談による中距離核戦力削減協定の政治日程が目前に浮上するなど、軍縮へと世界は大きく傾いているのであります。
去年の予算委員会あたりから、ヨーロッパではいろんな形での軍縮軍備管理の場というものができておるんだけれども、アジアに全くないというのはやっぱり少しおかしいじゃないかということを指摘してきておったわけでございますけれども、たまたまアメリカのジョージワシントン大学の中ソ研究所とそれから読売新聞が共催で最近開かれました五カ国代表によるところのシンポジウムの中で、青山学院大学の伊藤憲一教授がアジア版の中距離核戦力削減交渉
○住国務大臣 六月七日の公安調査局長・地方公安調査局長会議で私が訓示をしておりますが、そのくだり、ちょっと長くなりますが読ませていただきますと、「最近の国際情勢を見まずに、米ソ間の中距離核戦力削減等の交渉が中断している情勢の下で、ソ連はロサンゼルスオリンピック大会に選手不参加の意思を表明するなど、両国間の緊張が高まっているのでありますが、こうした東西関係を背景として、中米、中東、アフリカ、インドシナ
(拍手) 一つの例として、アジアにも中距離核戦力削減交渉の場を設けてはどうかという我が党の提案に対し、ソ連側も重大な関心を示しました。いたずらにSS20の脅威を叫ぶだけでなく、また、迫りくるトマホークのアジア配備を傍観するだけでなく、この案を具体化するために政府として外交活動を開始する意思はないか、お尋ねいたしたいと思います。
今回の討議は二日間にわたって行われましたが、主な議題は、これも先生御指摘のとおりINF交渉——中距離核戦力削減交渉が問題でございました。この点につきまして、英国側からNATOの加盟国としての英国の立場につき詳細な説明がございました。
○和田静夫君 この予算委員会の委嘱審査で、外務省は極東での中距離核戦力削減交渉を働きかけても現状では効果があるかどうか疑問だと答弁しましたね。INFは、御存じのとおり近く米国の第七艦隊等にも配備される予定です。極東アジアの核はいわゆるずっと拡大均衡へ向かって一挙にエスカレートするおそれが強い。
一つは、すでに極東方面に配備されている現存の核兵器をいかにして削減し、また撤廃に持ち込んでいくかという側面、もう一つは、ただいま先生の御指摘のありました米ソ間の中距離核戦力削減交渉の対象とされております西ヨーロッパに向けられているソ連の中型核兵器、これが極東方面に移動されないように、俗な言葉で申しますれば、しわ寄せを防止するという、この二つの側面があると考えております。
それから、これに関連していま大変注目を浴びている欧州中距離核戦力削減交渉というのがございます。アメリカがゼロオプションを提案いたしておりましたけれども、これはなかなか合意は困難である。
この軍縮特別総会に並行して最も軍縮について真剣に考えなければならない米ソ超大国が御承知のような中距離核戦力削減あるいは戦域兵器の削減について交渉に入っておるというようなことは、やはりこの軍縮総会の空気を反映して行われておるものではないか、こんなふうに見るわけでございます。 また、各国代表のあいさつを一つずつ検討してみますと、わりあいに具体的な提言をしておるのではないか。
しかし、その面については中距離核戦力削減についても、また今度のSTARTの交渉についてもこれらは現実的に対話が行われつつあるし、また行われようとしておるわけであります。 この場合に、いま小林委員の一番言われることは核の不使用の問題だと思うのです。
現に中距離核戦力削減交渉が昨年の十一月三十日から行われ、一時中断しておる、こういう状況でありますから、これは米ソ間における首脳会談あるいは核問題についての対話というものは、今後におきましても、両国の意向がうまく一致さえすれば話し合いが行われるものである、そういうふうに見ております。したがって今回のレーガン大統領の提言というものは、それなりに重要なことだと思います。
そのことは私も国会の答弁でしばしば申し上げておるところでありますが、しかしながら、さらに申し上げておることは、それができる限り低いレベルで均衡のとられることが好ましいということを申し上げ、そしてさらに、米ソ間では現に中距離核戦力削減競争の話し合いが行われておるではないか、また、最近においてはSTARTの話し合いをしようということではないか、それらの成果を日本としては大いに期待をしておる、こういう立場
それも、そういう機会があれば好もしいことでございますが、従来、東西間におきましてはやはり対話を考える必要があるということで、米ソ間におきましても、昨年の十一月三十日以降、中距離核戦力削減交渉も持たれておる、さらには米ソの首脳会談はどうか。
また、昨年のオタワ・サミットの折に、先進国の首脳の間におきましても今後の東西の軍事力は低いレベルの均衡を求める、しかしソ連との対話はすべきである、そしてそれを受けて米ソ間におきましても中距離核戦力削減交渉などが持たれておるわけであります。
したがって、いまアメリカの方で、核戦力についてはおくれておる、だから追いつかなければならぬという意見はあるが、現実には中距離核戦力削減交渉は十一月三十日から行われました。
○櫻内国務大臣 現実にはアメリカはソ連とこの種の問題の対話をしよう、こういうことで昨年の十一月三十日以来、中距離核戦力削減交渉を行っておるわけでございます。