1985-03-25 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号
これまで中断されていた戦略兵器削減交渉及び中距離核戦力交渉にかわって、今般新たに核兵器及び宇宙兵器に関する包括的な交渉が米ソ間で開始されたことは歓迎すべきことと考えております。 他方、米国は自国の国防努力のみでは十分でないとの認識から、我が国を含む同盟諸国に対しても一層の防衛努力を強く期待しているところであります。
これまで中断されていた戦略兵器削減交渉及び中距離核戦力交渉にかわって、今般新たに核兵器及び宇宙兵器に関する包括的な交渉が米ソ間で開始されたことは歓迎すべきことと考えております。 他方、米国は自国の国防努力のみでは十分でないとの認識から、我が国を含む同盟諸国に対しても一層の防衛努力を強く期待しているところであります。
これまで中断されていた戦略兵器削減交渉及び中距離核戦力交渉にかわって、今般新たに核兵器及び宇宙兵器に関する包括的な交渉が米ソ間で開始されたことは歓迎すべきことだと考えております。 他方、米国は自国の国防努力のみでは十分でないとの認識から、我が国を含む同盟諸国に対しても一層の防衛努力を強く期待しているところであります。
一九八〇年代に入ってからの戦略兵器削減交渉や欧州中距離核戦力交渉は、何らの合意すら見出すことがなく決裂したのであります。従来型の交渉には何の出口もないということがこうした経過からも明白なのであります。総理はこのことをお認めになるでしょうか。 ここであなたの抑止と均衡の立場についてさらにお尋ねをします。
山田中正君) 本年初頭からの動きを見ますと、一月十七日から三月十六日まで第一会期が行われました欧州軍縮会議及びその機会に行われました米ソ外相会談、また故アンドロポフ書記長葬儀の際のプッシュ米副大統領とチェルネンコ・ソ連新書記長との間の会談、さらには三月十六日からのウィーンにおける中欧相互均衡兵力削減交渉の再開など、東西間の対話の動きを見ることはできますものの、昨年末に中断あるいは無期休会に陥りました中距離核戦力交渉及
特に、核軍縮を中心とする東西間の軍備管理、軍縮交渉については、中距離核戦力交渉、戦略兵器削減交渉が依然中断されたまま進展の兆候が見られません。我が国は、ソ連が速やかにこれらの交渉の再開に応じ、早期にその実質的進展が図られるよう希望するものであります。
米ソ関係を中心とする東西関係は、ソ連の多年にわたる軍備増強とこれを背景とした第三世界への進出、さらには昨年の大韓航空機撃墜事件、米ソ間の中距離核戦力交渉をソ連が中断したこと等により、対話再開の努力は見られるものの全体として冷却したまま推移しております。
米ソ関係を中心とする東西関係は、ソ連の多年にわたる軍備増強どこれを背景とした第三世界への進出、さらには昨年の大韓航空機撃墜事件、米ソ間の中距離核戦力交渉をソ連が中断したこと等により、対話再開の努力は見られるものの全体として冷却したまま推移しております。
核兵器による被爆という悲惨な体験を有するわが国として、現在米国とソ連の間において進行中の中距離核戦力交渉に多大の関心を寄せるべきは当然であります。ソ連は、七〇年代後半より中距離核ミサイルSS20を自国内に大量に配備し、この分野における優位を独占的に確立しましたが、これは欧州及びアジアの安全保障にとってきわめて大きな問題であります。
わが国は、その独自の国是国策を堅持しつつ、この声明を積極的に支持し、特に、中距離核戦力交渉が、アジアや日本の犠牲において進められてはならず、グローバルな観点から解決が図られるべきことを主張し、参加国全体の共通認識として、これを確認いたしました。
わが国は、その独自の国是国策を堅持しつつ、この声明を積極的に支持し、特に、中距離核戦力交渉が、アジアや日本の犠牲において進められてはならず、グローバルな観点から解決が図らるべきことを主張し、参加国全体の共通認識として、これを確認いたしました。
最近、グロムイコ・ソ連外務大臣が、欧州における中距離核戦力交渉問題に関連して、中距離ミサイルのうち欧州地域で合意された数を超えるものは西欧の目標に到達できないシベリアの線以遠に配備されることとなろうとの趣旨の発言を行ったと伝えられます。
最近、グロムイコソ連外務大臣が、欧州における中距離核戦力交渉問題に関連して、中距離ミサイルのうち欧州地域で合意された数を超えるものは、西欧の目標に到達できないシベリアの線以遠に配備されることとなろうとの趣旨の発言を行ったと伝えられます。
また、わが国は、現在米ソ間で行われている核軍縮交渉の結果、核兵器が大幅に削減されることを期待しており、米ソ両国に対し、 戦略兵器削減交渉及び中距離核戦力交渉の実質的進展を図るよう強く求めてきております。
最近、グロムイコ・ソ連外務大臣が、欧州における中距離核戦力交渉問題に関連して、中距離ミサイルのうち欧州地域で合意された数を超えるものは、西欧の目標に到達できないシベリアの線以遠に配備されることとなろうとの趣旨の発言を行ったと伝えられます。
また、わが国は、現在米ソ間で行われている核軍縮交渉の結果、核兵器が大幅に削減されることを期待しており、米ソ両国に対し、戦略兵器削減交渉及び中距離核戦力交渉の実質的進展を図るよう強く求めてきております。
同時に、アメリカに対しても、日本を初めとするアジア諸国の安全の犠牲の上にこの中距離核戦力交渉というものがまとめられることのないように、わが国の姿勢というものを明らかにしていただきたいと私は思います。先日の安倍・シュルツ会談で、この点について外務大臣、どのような内容がありましたでしょうか。
そして、特に中距離核戦力交渉の問題につきましてはゼロオプションを支持をいたしましたし、また、例のSTART、戦略兵器制限交渉につきましても実りある進展を期待したのであります。レーガン大統領はタカ派とよく言われておりますけれども、会談した結果におきましては、非常に軍縮と平和の問題については熱意を持っておられました。
特に、中距離核戦力交渉については、世界的な観点に立って、わが国を含む極東の安全保障が損なわれないような形で解決が図られることを強く求めるものであります。 自由貿易体制を維持強化しつつ世界経済の健全な発展を図ることは、わが国の対外経済政策の基本であります。わが国は、かかる観点より、一昨年末以来、一連の市場開放措置を決定し、その実施に努めてまいりました。
特に、中距離核戦力交渉については、世界的な観点に立って、わが国を含む極東の安全保障が損なわれないような形で解決が図られることを強く求めるものであります。 自由貿易体制を維持強化しつつ世界経済の健全な発展を図ることは、わが国の対外経済政策の基本であります。わが国は、かかる観点より、一昨年来、一連の市場開放措置を決定し、その実施に努めてまいりました。
私は、このような考えに立って、さきの国連軍縮特別総会で、米ソ間の戦略核兵器の制限及び削減交渉、中距離核戦力交渉の実質的進展を訴え、また、核実験の全面禁止条約の成立の促進、核不拡散条約の普遍性の確保などを訴えてまいりました。
また、米ソ間では、昨年十一月末より中距離核戦力交渉が行われており、さらに六月末までに戦略兵器削減交渉を開始する旨の米国の提案に対し、ソ連もこれに応ずる姿勢を示しております。わが国としては、引き続き核実験の全面禁止条約の早期実現のために積極的に努力するとともに、米ソ間の交渉の進展を訴えていきたいと考えます。
米ソ間では、昨年十一月末に中距離核戦力交渉が開始されましたが、同交渉は、わが国を含む極東の平和と安全にも大きなかかわり合いを有するものであります。御承知のとおり、本件交渉において、米国は、欧州及びソ連全土において米ソ両国の地上配備中距離ミサイルをゼロとすることを主張しているのに対し、ソ連は対象地域を欧州に限定する等の考え方を明らかにしております。