1991-03-11 第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
しかし、最近の努力の結果、遠距離料金、中距離料金、そういったものを値下げしておる。そういったものは非常に評価するわけでございますが、どうか思い切った値下げを、余り小出しじゃなくて、思い切った値下げを諸外国の例から考えてもやらなければいけませんから、今回のものと、それから今後の努力、ひとつできるだけ簡潔に御答弁ください。
しかし、最近の努力の結果、遠距離料金、中距離料金、そういったものを値下げしておる。そういったものは非常に評価するわけでございますが、どうか思い切った値下げを、余り小出しじゃなくて、思い切った値下げを諸外国の例から考えてもやらなければいけませんから、今回のものと、それから今後の努力、ひとつできるだけ簡潔に御答弁ください。
○政府委員(奥山雄材君) 先生の御指摘の中距離料金と言われますのは、恐らく東京−大阪−名古屋といったような、今回この秋以降新電電がサービスを開始する区間のことではないかというふうに理解を申し上げます。
サービスの参入に向けて、脱電話サービスというんでしょうか、偏重型の収益構造の転換ということで、すばらしく当事者の労使の方々が努力された私結果だと思って、これは敬意を表したいわけでありますけれども、いろいろとこの競争が出てくるとどうしても料金の問題というのは関心を持ってくるわけでありますけれども、これはまず郵政省の方にお聞きしたいんですけれども、第二電電というのですか、第二電電との競争上からもNTTの中距離料金
それ以外の長距離料金なりあるいは高度サービスから来るいろいろな新しい料金につきましては原則的に自由にしていただく、それによって合理化をしながら、また競争しながら、長距離料金あるいは近距離料金、中距離料金というものをぐんぐん下げていくことができるような余地を残していただきたいというふうに考えております。
○説明員(真藤恒君) 私どもとしましては、遠近格差をまず縮めることが当面の料金関係の私どもの責任だと思いまして、御存じのように、過去ずいぶんいろいろなことをやりながら収支差額を減らさずに今日まで四回長距離料金、中距離料金を下げてまいっております。この考え方は一つも変わっておりません。
○青島幸男君 それは、中距離料金を光ファイバーなどの設置によって安く提供できるという会社ができるかもしれませんね。しかし、そうなれば中距離料金だけそっちへいっちゃうんですよね。そしてそこで競合していた分の損失を市外通話で補わなきゃならないという事態も予想されると各報道機関に書いてありますが、その懸念はどうなりますか。
これはやっぱり電電公社自体、先生御指摘のとおり、日本の場合、今日まで遠近格差という形は徐々に縮まって、本日も発表しておりますように、中距離料金を値下げいたしておりますけれども、現実においてはまだ遠近格差が他国と比べて大きいことは事実でございます。
例えば私の沖縄県ですとほとんど離島圏なので、遠距離、中距離料金が固いという実感を持つわけです。例えば那覇−宮古間ですと今三百六十円です、今回の改正で二百六十円になるんですか。那覇−八重山間ですと四百円、那覇−南北大東島も四百円。那覇−宮古間というのは東京−名古屋間に匹敵しますね。那覇−八重山は確かに東京−四国、九州間に匹敵していると思う。南北両大東も同様である。
一応遠距離をある程度改定してきたので今回中距離料金も改定をしていくという御方針だと思うのですが、この件は今どういうふうに御検討なさっておるのか、まずその点からお答えいただきたいと思います。
さらに、今回、本年度は中距離料金の値下げということで、先般国会の可決をいただきまして、本年度内に実施をいたすわけでございます。
○国務大臣(奥田敬和君) 繰り返して申すようでございますけれども、こういった国民の要望にこたえて、できるだけ中距離料金を含めて値下げの法案審議を行っておるさなかでもございます。
○説明員(草加英資君) 先ほどから御説明いたしておりますように、今まで、今回の中距離料金の値下げをお願いしておりますことを含めまして四回やってまいったわけでございますが、財務の許す限り遠距離、中距離というものを下げてまいったわけでございます。
○国務大臣(奥田敬和君) 先ほど来、片山先生の御質問の中にもあったわけでございますが、実はけさの新聞報道ぶりから見て、実は今国会で中距離料金値下げ問題の御審議を願っておるやさきでもございます、電電側にとりましても国民的な要望の中でできるだけ精いっぱい努力した企業努力の中で中距離料金の精いっぱいの値下げを御審議願っておるというやさきのことでもございましたから、本日の委員会の中でもこういった形が問題点として
先生御案内のように、電話料金の体系が遠距離が高く近距離が諸外国と比べて安いということから最重要課題としての遠距離を、今回の中距離料金の改定を含めまして四回にわたって修正してきたところでございます。
次にお尋ねをしたいと思いますが、遠距離料金を改定されまして今回中距離料金を是正されるわけです。そうすると、残りますのは六十キロ以内の近距離問題ということになると思いますが、この近近格差の是正というのは、一連の御答弁をなさっております。そういうことに包含をされて将来的にはお考えなのか。残っているからその部分はなるべく早い時期に、全体トータル的な料金体系改定とは切り離し、別にしてお考えなのか。
それでは、公社といたしましては、五十五年に夜間料金を引き下げてから相次いで長距離料金を値下げしてまいったわけでありますが、今回の中距離料金の値下げも含めまして、いわゆる長距離料金で市内通話の赤字を埋めてきたというような電話収入の構造、こういう構造パターンに今後幾らか変化が出ていくんだろうか、また、現にこういうパターンに何がしかの変化がある、あるいはこれまでのようなパターンで推移しそうだとか、その辺のところを
私が大臣になってからも中距離料金の値下げを今国会で御審議願うことになりますけれども、これに関しては六段階を四段階に直して、しかも中距離料金の大きいところは三割近くの大体値下げを今度の法案で御審議願うことになっております。
長距離料金が外国の先進国に比べて非常に高かったのでございますが、現在、既に過去三年にわたって三回料金を下げまして、ことしの夏もう一遍中距離料金を下げることに予定されておりますが、それができ上がりますと、市外電話料金は大体世界の先進国の安い方の部類に属するという形になります。それから市内料金の三分十円というものは、これは日本はけた違いに安いのでございます。
電話料金につきましては、これまで遠距離料金を中心に引き下げを図ってまいりましたことから、この夏には、六十キロメートルを超え三百二十キロメートルまでの中距離料金を、三%ないし二九%程度の引き下げを予定しております。 以上、これら予算関連の公共料金等の改定による五十九年度消費者物価指数への影響は〇・三%程度になるものと試算しております。
でございますので、中距離料金の改定の問題は料金体系全体の検討の結果私は手をつけるべきものであると思っておるわけでございまして、今後の課題として十分検討を進めてまいりたいと思っております。