1990-05-21 第118回国会 参議院 予算委員会 第10号
核拡散防止や化学兵器の禁止と同様に、この問題は世界平和実現のために取り上げるべき重要課題でありまして、特に中距離ミサイル等の輸出規制は早急に行わなければならないと思いますが、外務大臣いかがでございますか。
核拡散防止や化学兵器の禁止と同様に、この問題は世界平和実現のために取り上げるべき重要課題でありまして、特に中距離ミサイル等の輸出規制は早急に行わなければならないと思いますが、外務大臣いかがでございますか。
○国務大臣(中山太郎君) 委員お尋ねの中距離ミサイル等、今発展途上国あるいは紛争地点はそのような兵器を求めておりまして、このような兵器が輸出される、あるいは購入されることを規制するということについては極めて消極的でございますけれども、先進国間ではこのようなことを一日も早く規制するように主張をしなければならない、このように考えております。
これは恐らく事前協議事項そのものがそういうふうなものですから、いつまでたっても私はこれははっきりしないことだろう、かように思っておるわけなのですが、いずれにしてもこの核の問題というのは、特にさっきの中距離ミサイル等を含めて、これから先極東においてはこの核の存在あるいは配備等の問題というのは非常に大きな問題点になってくるのじゃないかと思うのです。
もちろん、全体的に中距離ミサイル等についての軍縮交渉が進んでこれが撤廃される、ソ連全土的に撤廃されるということになれば大変結構なことであると思うし、われわれはそういう意味でゼロオプションというものを強く主張しておるわけですが、しかし今日の現実の姿というものは、やはり軍事力のバランスの上に平和が成り立っておるということを現実的にはこれはわれわれとしても理解して、その上に立って日米安保条約というものの効果的
さらにまた中距離ミサイル等のごとく、核弾頭の装着用の装備、これも持ち込みはしない。さらにまたミサイルの基地のような核装置の使用にもっぱら使われる基地の設定、これも私はしないということであります。以上三点を明確にいたしておきます。 次に、エンタープライズの問題につきまして、これはなしくずしで核の持ち込みをするのではないかというような疑いを持たれるようであります。