2002-04-10 第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
参考までに、多摩大学はそういうビジョンを掲げて中谷学長の下で今活動をしておりますが、知恵はこの社会の中にあるんだ、大学はその知恵をネットワークしながら多くの方々がその知恵の恩恵に浴せるような場をつくるんだと、こういうオープンなイメージを持たれないと、大学というものを今までどおり象牙の塔のような考え方でとらえている限りは本当の意味でのインキュベーションの場にはなりません。
参考までに、多摩大学はそういうビジョンを掲げて中谷学長の下で今活動をしておりますが、知恵はこの社会の中にあるんだ、大学はその知恵をネットワークしながら多くの方々がその知恵の恩恵に浴せるような場をつくるんだと、こういうオープンなイメージを持たれないと、大学というものを今までどおり象牙の塔のような考え方でとらえている限りは本当の意味でのインキュベーションの場にはなりません。
そして対策本部の対応ですが、きょうお越しの中谷学長先生を初め現地の皆さん方、全力で取り組んでいただいていると考えております。大変な疲労の中、心の傷を負いながら、大変な御努力をいただいているというふうに思っています。そして、心のケアとかあるいは安全管理において、まずもって被害に遭われた方々の対応において大変な御努力をいただいていると思います。
本当に、お休みもなくお働きになられているというふうに伺っておりますけれども、ただ、中谷学長の方も、六月二十日、電話で池田市長と初めてお話しになられた、これも私は遅いんではないかというふうに思っております。
そしてその中で、先ほど中谷学長の方からの要望の中で、カウンセラーとか人的な常設支援の要望がありました。こうした人的な支援につきましても検討をしていかなければいけないと思っております。
現地での本部長であります教育大学の学長、中谷学長のところにも私参りましたが、大変悲痛な思いで、茫然としておられる、こういう気持ちが、そのとおりだと思います。ただ、今一生懸命、被害に遭われた御家族の方々、さらには学校全体の、子供の傷ついた心をどういやしていくのかということに全力を挙げて腐心されている状況でございました。