1993-05-21 第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
三番目の問題は、特に外国人労働者問題の技能の点については、私は中級技能というものを日本で広めていただきたいなと思っているんです。日本では労働省が主に監督をしまして、百三十三種類の技能検定というのをやっています。この技能検定の中身を見ますと相当立派なんです。大工さんにしても、功なり名遂げた大工さんではないかと思うぐらいに立派な方には資格が与えられる。
三番目の問題は、特に外国人労働者問題の技能の点については、私は中級技能というものを日本で広めていただきたいなと思っているんです。日本では労働省が主に監督をしまして、百三十三種類の技能検定というのをやっています。この技能検定の中身を見ますと相当立派なんです。大工さんにしても、功なり名遂げた大工さんではないかと思うぐらいに立派な方には資格が与えられる。
それは、先ほど申し上げた先端技術のでき上がったところだけを学ぶ、そういう意味でならいいわけで、それはつまり本当の意味でいう技術者ではなくて、いわば中級技能者という言葉によって表現したらいいと思うんですけれども、技術者養成なら英語でもフランス語でも結構だと思います。しかし、最も基本的な研究者養成というのは日本語でなければだめだということをこの際強く申し上げておきたいと思います。
○鈴木力君 もう一つだけこの問題で伺いたいのですが、いまの中級技能者を養成する、しかし、いま局長が申されましたように八〇%という、まあ将来はむしろ、新聞で拝見した限りにおいては、大体文部省も高校をどんどん義務化の方向にまあ中身はどうか知りませんけれども、いはば希望する者は後期中等教育を受けさせる、そういう前提でいま進められておるわけなのですが、その中のいまのこの職業課程の教育ということですから、何かわれわれのほうに
さらに所得倍増という見地から見ましても、現在のままでは四十四万人の中級技能者の不足を生ずるから、工業高校の新設、増設等もやって、この必要性に応ぜざるを得ない。そのための教員が八千数百名もさらに新たに必要であるということになりまして、今後一応十年を見通しまして考えます場合に、どうしても教員が足りない。
そこで、十七万人の科学技術者と四十四万人の中級技能者を養成するためには、工業教員は十カ年計画で何人あればよいのですか、文部大臣。
同時に技術革新に応ずべく教養を高めていくということは、先ほどもお話に出ましたように、小、中学校からその受け入れ態勢を整える意味合いでの新たなる教育課程も実施する、同時に工業高等学校の急増対策ないしは所得倍増、あるいはそれにも増して今後の科学技術教育の必要性、中級技能者の現実の必要性に応じる意味も兼ねまして、工業高等学校に入ります生徒本位に考えました場合、必然的にそういう風潮、趨勢であるならば何としても
そこで、中級技能者の養成につきましては、御審議願っております法案等の決定を見ますれば、曲がりなりにも教官の充足が一応期待できる。
従って四十四万人の中級技能者を養成することは、それ自体として割り切って考えていいのじゃなかろうか、こういう考え方に立っておるわけでございます。
中級技能者の養成もまた差し上げております資料の線に沿ってやりたいと思います。その両方が立て方が違うという御指摘は、まさしくそういう格好になって現われておることを承知いたしております。しかし、その違いは、結局、中級技能者の養成に対する教官の構成が可能で一方はあるという見通しが一応ございます。大学の方は、特に教官の組織において相当具体性ある計画が立てかねる。
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 中級技能者の養成のための教員の充足という意味において、むろん関連を持ってくることと思います。
先刻申し上げましたように、三十六年度予算を編成するに当たりましては、科学技術会議の答申の趣旨を尊重いたしまして、その線から出てくる中級技能者でありまするならば御案内の通り約四十四万人不足するであろう。それに対応しまするために約一万人を三十六年度は増募できるようにしよう、そのペースで参りますると……。