1969-04-04 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
先ほども幽霊定員の問題が出ましたが、現に問題のあったいわゆる中立米審と称する諸公は、もう任期は終わっているのですね。にもかかわらず、新しい委員の任命が新しい構成でなされないでそのままに遷延している。これは一体いっどうするつもりか。
先ほども幽霊定員の問題が出ましたが、現に問題のあったいわゆる中立米審と称する諸公は、もう任期は終わっているのですね。にもかかわらず、新しい委員の任命が新しい構成でなされないでそのままに遷延している。これは一体いっどうするつもりか。
また、新しい米審の構成については、私は、昨年の三月四日の本予算委員会におきまして——いわゆる倉石元農林大臣が一方的に任命した、われわれから言えば御用米審といっておりますが、中立米審、この生産者、消費者、さらに国会議員まで除外した御用米審の構成をやり、これが国会の一年間の過程を通じてずいぶん政治問題にもなった。
特に中立米審について、農林省側が明年一月一日以降新しい構成の際に考慮する旨を明らかにしたと伝えられております。農協側は米の過剰を認め、作付転換のために適当な財政措置をとればこれに協力する考え方を示したといわれますが、事実でありまするかどうか、農林大臣のこの点についての御答弁もわずらわしたいと思います。まずそこからお願いいたします。
○足鹿覺君 第三点の米価審議会についてでありますが、各方面に意見が出ておる、前向きで検討したいと言われたと聞いておりますが、前向きということは、また各方面の意見が出ておるということは、いまの御用米審といわれる、つまり中立米審のあり方については適当でない、かようにお考えになって、したがってもとの構成に戻す、こういうお考えでございましょうか。
それから最後に、すでに御存じと思いますが、中立米審と申しますか、米価審議会のあり方につきましても強いお申し入れがありまして、やがてある時期が来たときには生産者等の意向反映の方法について十分検討をしてもらいたい。私どものほうもそれについては各方面の御意見をいただいておりますから、十分それらの御意見、また国会側においても御検討がいろいろとつけられ、また過去においてもあった。
こうした、いわゆるマスコミにいう米騒動、この米価の決定の過程をなまで、はだでお感じになっている大臣として、いま、ことし進められた米価審議会、われわれの側からいえば中立米審反対、こういう主張をわれわれが持っておったわけですけれども、このような構成並びに運営、こうした人々の任命等々については、今後ともその形で進めていこうとしておられるのかどうか、そのことを明らかにしていただきたいと思います。
したがって中立米審と申しますか、新米審が行ないました経過、また各方面の意見を十分見ながら、やがてこの任期が切れるまでには十分な結論を得ていきたい、こういう考えでございます。 それから総合農政の問題は、当然現在の農業をめぐります諸情勢が非常に大きく変化し、また諸条件がきびしい面もございます。
ともすれば、その中立米審のあり方を委員の構成等でやってみたり、また、あるいは総合農政という先ほどのお話のもとに食管制度というものを改革していこうとする、また大蔵省や経済企画庁もこういう面に対しては同じような主張を持っているということを聞いております。
○西村国務大臣 中立米審と申しますか、新米審と申しますか、いずれにしましても米審構成について、非常に御論議があったことは事実であります。私も各党間の折衝を見守り、そこでよい結論が出れば、それに従いたいとお待ち申しておりました。しかし、不幸にしてそれがまとまりませんでした。法律は、御存じのとおり米価審議会に諮問しなければならない。
大臣にお尋ねをいたしますが、今回米価がいまもってきまらぬ、こういう混乱の原因、この問題がつまずいた原因は、その一つは、いわゆる中立米審と称するあの米審に由来をしたのではないかというふうに私は思いますけれども、大臣はそう思いませんか。
○神田(大)委員 それでは食糧庁長官に尋ねますが、去年の米価の算定と、本年度政府が中立米審と称する米審に出しました算定と、非常な違いがあると思われますが、その違う点を要領よく簡単に御説明願います。
参議院選挙を前にいたしまして、米審から農民代表は除外はいたしましたが、これは、党内に米価調査会というものをこしらえ、佐藤総理の右腕といわれる田中前大蔵大臣であり幹事長であり政調会長であり郵政大臣である、党内だれもが実力者と思われる方を調査会長に据えて、しかもそれぞれのりっぱな会員を任命をし、そうしてこの米価調査会において十分に農民代表の意見を聞いてあげましょう、消費者の意見も聞きましょう、決して中立米審
この問題は中立米審の意見が正しいし、これをできるだけ早く推進できるような状態にしなければならないというふうに考えている人が、率直に言って各党を通じてあろうと思います。思いますけれども、これがすなおに出てこないという背景には、やはり消費者の組織化が非常におくれておる。つまり消費者としての声が組織に出ていない、それを政党なり政府なりがくみ上げる態度ができていないという問題だと思うのですね。
そこで、具体的な問題はこのあと、公共料金の値上げ、特に消費者米価の問題について詳しく長官の意向も問いただしたいのでありますが、先ほど、中立米審については、砂田委員のほうは一応納得する、こういうことでございました。私は中立米審は納得できないのであります。特に、今日米価問題がこのように混乱をしておるという最大の原因は中立米審の構成にあったと思います。
○和田委員 長官に米価の問題をお伺いしたいのですけれども、先ほど御答弁で、中立米審の答申はその内容からいって非常に重要なものであるし、今後政府としても、この方針によって施策をしていくつもりだというような意味の御答弁があったと思いますけれども、中立米審の答申を宮澤長官と同じような程度で総理大臣も評価なさっておられるかどうか、これをひとつ最初にお伺いしたいと思います。
最近になってそれがくずれて、われわれが心配しておったとおり、今日中立米審などという化けもの米審によって変なことになり、先ほど申し上げた農業政策の根本のたいへんな変換が行なわれようとしておる。こういう結果、たった半年くらいの間に急激に変わってきておる。これはわれわれは見通しておったところです。これが今日現実の面に出てきておるわけですよ。
それで、そういう意図のもとに生産者代表、消費者代表、また国会議員全部抜かして、そうして中立米審と称して政府の気に入った御用米審をつくった、こういうことであります。したがって、大臣御承知のように第五十八国会参議院農林水産委員最において、法案審議に先立ってこれが非常な問題になった。そこで、各会派においていろいろ話し合いました結果、ここで農林水産委員会の決議をした。御承知のとおり満場一致。
この秋に米が二百三十万トン余るとしても、食管制度の改廃を論ずるのはまだ時期が早い、中立米審の答申は尊重する、しかし党自身が米価を決定するという強い声で言われている。米価は基本的な問題だから、政府もさることながら、党が決定する。こういう、政府がきめることはこれは間違いないが、しかしながら、これは基本的な問題であるから党がきめると、はっきり総理、総裁が申されておるわけでございます。
しかし、一方におきまして、すでに発令されている中立米審もある。そこで、何かくふうはないかということであらゆる努力を払っておりますけれども、それは国会対策の各党間の間でも出てまいりません。ついに話し合いはつかないでしまったわけであります。そして事実その間に麦をきめなければなりません。麦は米価審議会にかけなければならないということになっております。
御承知のように、近日中に政府の皆さん方は、中立米審と称する米価審議会において本年度生産者米価について審議が進められるというふうに聞いております。しかし、この各審議委員の名簿を見せていただきますと、政府関係の多くの審議委員を兼務されている諸先生方が非常に多いということ、もしくはマスコミ関係団体の諸先生方が非常に多いということであります。
そういう点で、ことしのいわゆる中立米審、われわれから言うと御用米審と言っているのは、個人的に見解がどうあろうと、いわゆる国会の野党側も言い、あるいは生産者代表も消費者代表も言っておる意見を無視して米審構成をするということであるならば、これはやはり御用米審といわざるを得ない。
もちろん私たちは、今回政府でいわれておりますいわゆる中立米審というもののあり方につきましては、食糧管理法のたてまえから申し上げましても、生産者代表、消費者代表というものが加わることが最も妥当である。かように考えます。
というのは、最初に生産者を除外したいわゆる中立米審というものをつくり上げて、そしてまず農民の声というものを聞く一つのチャンスをなくしたということ、それから米が非常に余っているので、食管制度を考えなければならないという問題を起こし、総合予算主義で予算を通してあるのであるから、結局米価というものは消費者米価とスライドでなければ結論が出ないし、そうでなければ据え置きでいかなければならないというのが、大体いまたどっている
あくまでも無視、そういう態度で、さらに中立米審を改組せしめるという方向で今後われわれの闘争は続く。われわれ組合員の間でも、それではなまぬるいという意見があるが、私は実力行使はやらない、合法的なる範囲内における無視、これ以外はないぞ、長く続く、こう言っておるわけであります。
どうもそういうところに、今度の米審の任命からいたしまして、政府の意図する、さっき私が三つの問題を言いましたが、総合予算主義と中立米審と財政硬直化の問題と、これを予算においてうまく打ち出すというときに、陰においては、今度は米価を皆さんの意向に沿うて上げるんだなんとうまいことを言っているけれども、初めからこんなうまい、調子のいいことができるはずがないのだ。
しかも農民の人たちは、中立米審に対して何と言っていますか。政府の御用機関である米審と言っているじゃありませんか。その中で、かりにも正しい米価のあり方が諮問され答申されたとしても、非常に誤解を招く危険がありますので、農林大臣にその点の警告を発し、再度考える必要がないかを御答弁願いたいわけでございます。
そこで、今回の米価の問題で一番重要な問題は、米価審議会の中から生産者代表あるいは国会議員を除いて、中立米審というものを確立した。それをつくったもとは、もちろん生産者あるいは国会議員を学識経験者として米審の中へ入れていくと結論が出ない。
しかるに本年度予算には、これに対応する何ら目ぼしい施策がなく、逆に、独占資本にとっては安上がりの自立農家育成による農業再編成の施策がメジロ押しであり、また中立米審の任命、さらに食管制度をなしくずしに間接統制へ移行させようとする一連の動きを見ても、そのことは明らかであります。
そこで、この中立委員と申しますか、よく世間では中立米審と申しますが、それはすでに御存じのとおり、政府は米審の構成メンバーというものを発表されて、先般来の国会でも、角屋委員を御中心に予算委員会等におきまして非常に御論議いただいて、その経過もすでに御存じのとおりでございまして、生産者あるいは消費者というものの意向が、かりに価格決定であれば、その価格決定において反映されなければならぬことは、これは当然のことでございます
あわせて、時間の都合もありますので、倉石前農林大臣の際に任命されましたあの米審ですね、中立とかなんとかと言っているけれども、中立米審というのは私はよくわからぬのですが、あの米価審議会というものを再検討する考えはないか。私はこの際思い切って再検討すべきだと思うのです。そういう考えがないかどうか、あわせてお答えを願いたい。