2006-11-01 第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
観点から見ますと、今現在我が国が進めております二層のミサイル防衛システム、すなわち、PAC3の地対空パトリオットミサイルによる防衛と、あとイージス艦発射のSM3、スタンダードミサイルによる防衛、この二つを今現在組み合わせて調達しているわけですけれども、技術的安定性から見ても、また長期的な調達の安定性、あるいはまたミサイル防衛の全体として考えたときに、PAC3というのが非常に限定的局所防衛である、中枢防衛
観点から見ますと、今現在我が国が進めております二層のミサイル防衛システム、すなわち、PAC3の地対空パトリオットミサイルによる防衛と、あとイージス艦発射のSM3、スタンダードミサイルによる防衛、この二つを今現在組み合わせて調達しているわけですけれども、技術的安定性から見ても、また長期的な調達の安定性、あるいはまたミサイル防衛の全体として考えたときに、PAC3というのが非常に限定的局所防衛である、中枢防衛
しかも、このPAC3自体が中枢防衛という発想でございますから、実は、先週の安全保障委員会でも議論になりましたように、タックスペイヤーの問題も別途生じてくるわけですよね。
したがいまして、御承知のように、ペトリオットのPAC3というのは中枢防衛でございます。
都市防衛、大都市防衛、政経中枢防衛なんというのが出てくる、そういう概念が具体的になっている。それなら、もっとずっと手前の問題として、間接侵略の例示としての地方政権論に見合うような訓練というものがなければおかしいし、そういう想定というものがあるというのは、そんなに答弁にこだわることはないのです。
話を広げますが、「長期統合戦略見積もり」の中で言えば、明らかに政経中枢防衛論ということが論議されているではありませんか。東京なり大阪なり名古屋なり、そういう中枢政経都市、これは地方政権どころではない。そういう問題が出てくる。これを想定をしている段階にきているということを、それではどのように御説明になるのですか。