1991-03-04 第120回国会 参議院 予算委員会 第6号
そこで、次に戦争の終わった後の問題でありますが、中東湾岸戦争が終結した今、中東の恒久平和の実現を目指して各国がさまざまな提言をしているわけでありますけれども、政府は今後の中東安全保障体制づくりにどのような具体的な構想を持って関与しようとしておられるんですか。
そこで、次に戦争の終わった後の問題でありますが、中東湾岸戦争が終結した今、中東の恒久平和の実現を目指して各国がさまざまな提言をしているわけでありますけれども、政府は今後の中東安全保障体制づくりにどのような具体的な構想を持って関与しようとしておられるんですか。
○川崎(寛)委員 私が、地域紛争でヨーロッパとアジアと中東とどう違うかということをお尋ねをした、これは、中東安全保障とも絡む問題なんですが、ヨーロッパは、今いろいろお話になりました。東西の冷戦でしたけれども、熱い戦争がなかったんですよ。ベルリン封鎖はありました。しかし、熱い紛争がなかったんです。
それで、中東安全保障のCSCEヨーロッパ版というのであなたもしゃべっているわけですから後で具体的に伺いますけれども、冷戦のヨーロッパと中東とアジアの違いというのをどう見ますか。
それは、顕著で急速な軍備拡張、中東安全保障の重要性、海軍力の増強、同盟国との分担を効率化するとの四点が強調されております。特に、同盟国家の分担の内容として、同盟国の国防費をふやす、新兵器の共同開発、戦術や共同部隊の編成を含めた訓練を一緒にやるという方針が打ち立てられております。 このレーガン戦略をめぐって、いま、中近東諸国でも西欧各国でも、アメリカの押しつけに反対して拒否する国が出ております。
いまヘイグさんが、中東地域に対ソ戦略拠点をつくろうというので、中東安全保障体制というのですか、そういったものを構想しながら出かけておりますけれども、オマーンというのは、そういうアメリカの対ソ戦略上の拠点なんですよ。