1957-04-27 第26回国会 参議院 社会労働委員会 第27号
あるいは神戸の中本商店における争議等の場合もそうでありまして、争議行為が始まると、警察は監視の目を光らして、何かありはしないかという態度である。こういのが顕著に出ている。この事件なんかもその一つの適例だと思う。
あるいは神戸の中本商店における争議等の場合もそうでありまして、争議行為が始まると、警察は監視の目を光らして、何かありはしないかという態度である。こういのが顕著に出ている。この事件なんかもその一つの適例だと思う。
しかしながら、今回起りました中本商店、今御指摘のありました東京亜鉛、栗林写真工業等の問題は、これは警察官が介入せざるを得ない状況になっておるのでございますから、やむを得ず介入いたしまして、その秩序を保ったのであります。中小企業の労使の関係は、まだ十分に経験ができておりませんから、しばしばこういう問題が起りますことは、まことに残念であります。
すなわち、栗林写真店の争議、東京亜鉛会社の争議、神戸におきます中本商店の争議、これは目下争議中でありまして、いずれも終了になっておりません。しかし、今日までの経過に徴しますると、警察官の取締りにおいて、これを処分せなければならぬというような事態は発生してないと存じます。(拍手) —————・—————
この争議は、神戸の中本商店は、組合の組織者が首を切られてそのままになっておる。第二組合とか、暴力団をつかまえて、むしろ暴力というものを向うの方からしかけてきておる、こういう状態である栗林にいたしましても、組合が暴力をふるったというような格好のものではない。むしろ会社が動員して、第二組合、その他から暴力をしかけてきた、こういう形のものが現実なんです。
たとえば、ここにもたくさんな問題が掲げられておりますけれども、今日具体的な事件を一つ取り上げてみましても、たとえば、神戸の中本商店の争議、東京における栗林の争議、私は数えあげれば相当たくさんあると思いますけれども、経営者と労働者の関係がどうなっておるか、労働省としても多少お調べになっておると私は思うのです。
この正月首を切られて、この寒い冬を越しておる、こういう例もありますし、今の中本商店の問題も、社長が、おれは外遊するぞ、こういうことを豪語しておるというのですから、今後こういう問題については一つ御考慮願いいたい、かように考えます。
しかしこの問題に関しては、特に神戸中本商店労働組合の無期限争議の問題について当局の所信を聞いてみることにとどめておきます。そしてこの問題に関連することはあとでまた機会を得ていろいろ質問していきたいと思います。
たとえば私が中本商店の事務所の前をこの問題で通ったところが、もう市街戦みたいに事務所の前には鉄条網が十重、二十重に張りめぐらされてある。信頼するところの同じ自分の組合の職場員がストライキをしておる。ストライキは暴力じゃありますまい。
○井本政府委員 これは日綿ではなくて、今申し上げましたような麻袋製造加工修理株式会社の中本商店という会社の社長の中本さんという人の関係でございます。