1996-03-28 第136回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
ことし一月に出された大蔵省の「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」によれば、地方同様に国の財政が大変厳しい、そして中期的財政事情は、経済成長に伴って税収が幾ら増加しても一般歳出の増加額のすべては賄い切れないのではないか、現状における多額の歳出入のギャップは年々拡大の一途をたどるおそれが強いとしております。
ことし一月に出された大蔵省の「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」によれば、地方同様に国の財政が大変厳しい、そして中期的財政事情は、経済成長に伴って税収が幾ら増加しても一般歳出の増加額のすべては賄い切れないのではないか、現状における多額の歳出入のギャップは年々拡大の一途をたどるおそれが強いとしております。
しています財政の中期展望を見ましても、ただ単に現在の制度や施策をもとに六十五年度に特別公債からの脱却を図ろうとすれば、六十一年にはこれだけ、そして六十二年にはこれだけ、六十三年にはこれだけと、こういった各年度の要調整額が三兆円になりますよとか、五兆円になりますよとか、こういったような試算を示しているにすぎないわけなんですけれども、そうして盛んに財政状況の厳しさを訴え ておりますけれども、また一方、中期的財政事情
なお、予算審議のための参考資料として、以上の基本的考え方及び中期展望とは別に、中期的財政事情の仮定計算例を配付させていただいております。 これは一定の仮定のもとに等率、等差等の機械的手法により六十五年度までの財政収支の状況及び税収、その他諸計数の国民所得比を試みに計算したものであります。特例公債の償還財源及び一般歳出についての前提の置き方により合計六通りの計算をお示ししております。