2020-06-03 第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
ここで、じゃ、その中でどこが頑張っているかですけれども、やはり御承知のように、中手造船所と言われているところが頑張っています。今、専業という言い方になっていると思いますけれども。 これ、三社ほど私これ全部行って、私、見ていますので、行ったところのお話をしますけれども、これA社、これは一番大きなところで有名なところです。ここは、とにかく司令塔があって、ここの指示の早さがすごいです。
ここで、じゃ、その中でどこが頑張っているかですけれども、やはり御承知のように、中手造船所と言われているところが頑張っています。今、専業という言い方になっていると思いますけれども。 これ、三社ほど私これ全部行って、私、見ていますので、行ったところのお話をしますけれども、これA社、これは一番大きなところで有名なところです。ここは、とにかく司令塔があって、ここの指示の早さがすごいです。
〔委員長退席、理事二木秀夫君着席〕 そこで、国内的な要因としては、並列建造の解禁を求める声も若干あり、中手造船所の大型船の建造設備の使用認可というような動きもあるわけでありますが、これは内外の趨勢に逆行するものというふうに受けとめているわけでありますが、過当競争に陥らないための造船の設備政策についてどんなお考えか、お聞かせください。
したがって、基本的に数字的に見ますと、小さい船をつくるということはそれだけ貨物船換算トン数が上がりますから、そうべらぼうに数多くつくれば全体のトン数を直ちに食ってしまうということで、私どもとしては今度の標準貨物船換算トン数を使った総量規制でかなり並列建造の弊害であります中小あるいは中手造船所に対する受注機会を阻害するという点は改善されるかと思います。
それから先生御指摘の、確かに専業度の高い中手造船所につきましては、これは答申でも言われておりますように、金融とか技術とか、営業の面で弱体であるということでございます。そこで、確かに一社一工場ということであり、かつ、あるいは船台の数において一つもしくは一つプラス小さいものと、五千トン以下のものと、こういう造船所があるわけでございます。
その意味で中手のキャンセル問題については、商社が引き取ったり、あるいは商社が契約に従ってその損をかぶったりということで、まあ中手造船所との間でそういう問題があったときは、私どもは具体的な例の場合におきましても、双方の事情を聞いて解決のお手伝いをしたことがございます。
○政府委員(謝敷宗登君) 中手造船所の負債等につきましてはいま詳細な分析把握を行っておりますが、手元にございます中手十一社、これは操業勧告の第二グループといいますか、大手七社の次に位するグループの十七社のうちの十一社でございます。これの貸借対照表上の負債総額は約八千八百億円であります。
一方、操業度はどんどん低下していくわけでございますから、雇用の面でも非常に不安が出てくる、信用の面でも不安が出てくるというようなことになって、特に中手造船所等では相当の問題が生ずるのではないか。
このまま推移いたしますと、秋口までに中手造船所で経営危機に直面する企業が引き続き出てくる。そして単に債務の大きいということのみならず、大量の離職者を出すという問題におきまして大きな社会問題となることを心配いたしております。
ことに、先ほど申し上げました中手造船所におきましては、この夏あるいは遅くとも秋、冬ごろから船台の上に船が全くなくなります。
終わりに、中手造船対策につきまして、中手造船所の立場で一言申し上げたいと存じます。 中手造船会社は、造船の専業度がきわめて高うございます。おおむね九五%以上が造船でございます。この際、大幅に供給力を削減されますと、企業経営の基盤が成り立たなくなるというおそれが十分ございます。そこで、供給力を削減すると同時に、企業基盤を強化し、経営が維持できるような方途を講じていただきたいと存じます。