1948-06-11 第2回国会 衆議院 本会議 第61号 國会は予算審議をもつて中心職務といたすのであります。しかるに、この國会の予算審議権を軽々に取扱うことは、これすなわち國会無視の能度であり、それこそ民主主義破壞の考え方であります。(拍手)民主主義の破壞は一日にして成就するものではなく、そのわずかな間に実は根ざすのでありまして、この点に対する総理大臣及び安本長官、大藏大臣の、それこそほんとうに納得するに足る御説明を願いたい。 綱島正興