1975-11-01 第76回国会 参議院 予算委員会 第4号
ちょうど三木内閣が出発したときは、工藤君も御承知のように、これはもう異常な物価高の中に出発をして、国会を開いても、物価抑制ということが野党の皆さんも皆もう質問演説の中心基調でありました。国民の声もそうであった。政府もそうだと考えている。そうして総需要抑制政策をとって物価を鎮静化さなければ日本経済はもう破綻する、そういう非常な日本経済の危機の中に三木内閣が出発をしたわけです。
ちょうど三木内閣が出発したときは、工藤君も御承知のように、これはもう異常な物価高の中に出発をして、国会を開いても、物価抑制ということが野党の皆さんも皆もう質問演説の中心基調でありました。国民の声もそうであった。政府もそうだと考えている。そうして総需要抑制政策をとって物価を鎮静化さなければ日本経済はもう破綻する、そういう非常な日本経済の危機の中に三木内閣が出発をしたわけです。
この意味で、お骨折りをいただきました過疎地域対策緊急措置法の成立に大きな期待を寄せているのでありますが、これに限らず、あらゆる面からの後進地対策を国の施策の中心基調とされたいのであります。 いま一つ、当面の重要問題として町村における道路整備があります。過疎対策、広域圏行政など、すべての施策の中心は道路でありますが、特に、国、県道に比して市町村道の立ちおくれは申すまでもありません。