1965-05-12 第48回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
私はこういうふうに理解しておったのですが、要するに一般の中庸専業農家の所得水準というから、これを少なくとも中庸専業農家と言えば、大体一町から一町五反、あるいは二町程度の農家の所得、こういうふうに私は理解しておったわけです。そうすると、年次報告なんかを調べてみると、大体五、六十万くらいのところじゃないか、こういうふうに思っておったわけなんですよね。
私はこういうふうに理解しておったのですが、要するに一般の中庸専業農家の所得水準というから、これを少なくとも中庸専業農家と言えば、大体一町から一町五反、あるいは二町程度の農家の所得、こういうふうに私は理解しておったわけです。そうすると、年次報告なんかを調べてみると、大体五、六十万くらいのところじゃないか、こういうふうに思っておったわけなんですよね。
○矢山有作君 この数字の立て方については、私ももう一度研究をしてみたいと思いますが、私の考え方では、この三十五万ないし三十九万の目標所得額というのは、一般中庸専業農家に比べると相当低いところへ、きめられておるんじゃないか、私はこういうふうな感じがするのです。
○矢山有作君 私は、五年後を押えているだけに、五年後になればよけい目標所得額というものは、一般中庸専業農家の所得水準というものは上がっていくのだから、目標所得額というものはあげていかなければならないのじゃないかと、こう思うのです。
委員会の中で指摘をいたしましたけれども、農地局長のほうから、いざ実施をする段階になると、現在五百十億というその金が、二百五十億から三百億になるというこの点について、私は確認を求めたところでありますが、この点につきましてはことばを右左されまして、十分な理解ができなかったのでありますけれども、私の指摘をいたしたいのは、当初考えておる五百十億というこの金額というもののこの構想の半分くらいで、農林省は中庸専業農家
そうしてまた私は、先ほど局長が言われておりましたように、幅を持たせる云々というようなこともあったと思うのでありますが、政策といたしましては、中庸専業農家と専業農家の所得目標というものをきめるならば、やはりその地方の実情に適応するような、いわゆる上下の幅を大きくすべきではないか、こういうふうに考えておるところであります。こういう点については局長、いかがでございましょうか。
○丹羽政府委員 調査室でおつくりになった三十八年度では一般の中庸専業農家一町から一町五反の所得は、おおむね六十五万以上と推定されるので、というのは、ちょっと私どもわかりかねるわけであります。私どもといたしましては先ほど申しましたとおり、家族が多ければその家族数をかける。それから問題は一人当たりの家族家計費を専業農家から求めておるわけであります。
しかしこの反面、自立の精神と相当の経営的能力を有しながら、立地条件の劣悪、資本装備の不足等開拓者自身の責に帰しがたい事由により、いまなお営農の確立していない開拓農家も少なからず見られるのが現状でありまして、政府は、開拓営農振興審議会の答申に基づき、これらの開拓農家が自発的に営農の振興をはかろうとする場合に、少なくとも近傍における在来の中庸専業農家の水準にまで到達させることを目途とし、新たな観点に立って
一般的な第一類、第二類、第三類の考え方は局長が申し上げたとおりでございますが、現在私どもが第二次の振興対策を考えようという場合におおむねの分類の基準といたしましては、第一類の農家に属すべきものは先ほど局長の説明にもございましたとおり、将来の目標所得というものを、近傍における中庸専業農家の生活を維持し得る水準というふうに考えまして、現にその目標所得以上の年間所得を得ておる農家は、これは第一類農家というふうに
しかしこり反面、自立の精神と相当の経営的能力を有しながら立地条件の劣悪、資本装備の不足等開拓者自身の責に帰しがたい事由により、今なお営農の確立していない開拓農家も少なからず見られるのが現状でありまして、政府は、開拓営農振興審議会の答申に基づき、これらの開拓農家が自発的に営農の振興をはからんとする場合に、少なくとも近傍における在来の中庸専業農家の水準にまで到達きせることを目途とし、新たな観点に立って、
実施の段階におきましては、各開拓地近傍の水準、こういうことに相なりますが、大体県段階におきまして、そういうものについて県の内部事情をよく実態的に把握して、近傍中庸専業農家の基準というものを打ち出していきたい、こういうふうに考えております。