1948-06-25 第2回国会 衆議院 決算委員会 第21号
私も実はこの次の日曜日は区の代表者とともに実地を見て來たいと思いますけれども、昨日聽いたところによりますと、葛飾区の奥戸の諏訪町の中川堤防でありますが、高砂橋より二町下流に決壞の場所があります。これが最も危險であるといわれております。それから同じく中川の青砥の大橋、それから本田の川端、それから中川の上流の足立区の佐野町、大谷田町、この二箇所です。
私も実はこの次の日曜日は区の代表者とともに実地を見て來たいと思いますけれども、昨日聽いたところによりますと、葛飾区の奥戸の諏訪町の中川堤防でありますが、高砂橋より二町下流に決壞の場所があります。これが最も危險であるといわれております。それから同じく中川の青砥の大橋、それから本田の川端、それから中川の上流の足立区の佐野町、大谷田町、この二箇所です。
あの堤防でもそういう築造方法を講じて完成しておるのでありますから、まして東京都にある櫻堤とか、あるいは中川堤防というような小さい堤防は、なおさらそのように念には念を入れて築堤すべきものだと考えておりますから、その点は十分東京都と連絡をとりまして、嚴重に指導していきたいと考えております。
應急復旧工事は各地においても始められておるのでありまするが、先ず利根川の決壊個所及び櫻堤、中川堤防等の決壊個所を復旧し、滞水の処理に努めることが緊急と認められましたので、これが復旧工事を速かに講ずることに決定いたしたのであります。同時に全水害地区についてこれら決壊個所の復旧に要する期間及び現在の浸水地区の乾水に要する期間を専門的に調査せしめることにいたしました。
從いまして、櫻堤の決壊も、またその後に起つたところの中川堤防の決壊も、当局の処置さえ正確に時間を誤らなかつたならば、十分に予防し得たものであると私は確信いたします。