1951-11-15 第12回国会 衆議院 農林委員会 第10号
また工業面から見ますと、大資本の製糸が経営しておるといいますが、中小零細工業、家族工業の少し発達した程度の方々が何百というこまかな工場にわかれて仕事をしておる。ここにもまた宿命的とも言いたいほど蚕糸業に深い結びつきを持ちまして、困難なる経営の中に蚕糸業の復興に努力を払つておる。原料は必要量の半分もできていないけれども、なおかつ無理をしてこの経営を続けておるという事実。
また工業面から見ますと、大資本の製糸が経営しておるといいますが、中小零細工業、家族工業の少し発達した程度の方々が何百というこまかな工場にわかれて仕事をしておる。ここにもまた宿命的とも言いたいほど蚕糸業に深い結びつきを持ちまして、困難なる経営の中に蚕糸業の復興に努力を払つておる。原料は必要量の半分もできていないけれども、なおかつ無理をしてこの経営を続けておるという事実。
その外中小零細工業の整備再建の方策といつたような問題として、これを採り上げたらどうか。相当問題としては大きな問題だと存ずるのであります。それでありますから、特別委員会を拵えまして、そうして新たに研究したらどうか。かように考えますが、如何でございますか。