1977-04-27 第80回国会 衆議院 商工委員会 第18号
前段で申し上げましたごとく、低成長期の今日といえども、大企業や大資本の中小零細企業分野への直接参入あるいはダミー、子会社による進出など、あるいはまた同業種大企業の事業拡張という形の進出、下請化、系列化による進出などいろいろな形で活発でありますが、まず、政府は大企業の企業モラルの確立のために今日までどのように指導してこられたか、あるいは今日厳しい状況下にある中小企業を今日のこの分野調整法案で今後守るのに
前段で申し上げましたごとく、低成長期の今日といえども、大企業や大資本の中小零細企業分野への直接参入あるいはダミー、子会社による進出など、あるいはまた同業種大企業の事業拡張という形の進出、下請化、系列化による進出などいろいろな形で活発でありますが、まず、政府は大企業の企業モラルの確立のために今日までどのように指導してこられたか、あるいは今日厳しい状況下にある中小企業を今日のこの分野調整法案で今後守るのに
そういうことを本当に調査されたかどうかわかりませんが、私、とりわけいま申し上げました原因から見ましても、特に大企業の圧迫から中小零細企業を守るために、いま申し上げました中小企業分野確保法制定の問題、大規模小売店舗法改正などによる大企業、総合商社、百貨店、大スーパーなどの中小零細企業分野への進出規制の問題、さらに下請中小企業振興法の改正、下請代金支払遅延等防止法を厳しく適用して下請中小企業を守る問題、
○林虎雄君 最近、大企業が軽印刷業とかクリーニング業など、従来から中小零細企業分野であると考えられていた業種に進出してきておるようであります。これら中小企業の経営の基盤がそれによって圧迫される例がかなり目立ってきておるように考えられるのであります。