1972-10-04 第69回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
私が承知している範囲でも、かつて十数年前に、屎尿処理につきまして中小都市向けのいろいろな設備が外国から入ってまいりました。たしかベルギーでつくったダノー式というのもありましたし、スウェーデンでしたか、どこだったかよくわかりませんが、コンポストというのも入ってまいりまして、神奈川県の平塚市でつくったときに、私は農林委員会から現地を見に行ったことがあります。
私が承知している範囲でも、かつて十数年前に、屎尿処理につきまして中小都市向けのいろいろな設備が外国から入ってまいりました。たしかベルギーでつくったダノー式というのもありましたし、スウェーデンでしたか、どこだったかよくわかりませんが、コンポストというのも入ってまいりまして、神奈川県の平塚市でつくったときに、私は農林委員会から現地を見に行ったことがあります。
あとの五割は地場消費あるいは指定消費地以外の中小都市向けの出荷になっておる。極力われわれといたしましては、指定の条件としては計画書を出させるときには七割くらいの出荷率を前提にして計画をつくって指定するわけでありますが、結果としてはただいまのところ五割前後にしか——たとえば、A村の指定産地でできるキャベツのうち、指定消費地に出てくるのは五割前後しかない。これをぜひ六割ないし七割に早急に引き上げたい。
私どもは、四大市場以外の中小都市向けの野菜対策についても、国の強い指導助成の必要性を痛感した次第であります。 次に卸売り市場関係でありますが、私どもが視察した仙台中央卸売市場は中央卸売市場法に基づく市場であり、株式会社福島青果市場は条例に基づく地方市場であります。いずれも小売り商が売参人となる形が主体であり、せりの単位となる一口当たりの野菜の量は少いのであります。
そういうような指導方法をもって今後の生活に衛生的な面を強く押し立てていくということが今後の衛生教育の根幹であろう、こう考えておるので、どうか一つ中小都市向けの屎尿分離についていかがにあるべきかというような指導方面において、特段の御努力をお願いいたしたいのであります。
この点につきましては、具体的にはいろいろ処置の上で問題が起ると思いますけれども、大体今私どもが考えておりますことは、大消費地域で公定價格を割ります場合は、品質の悪いものほどそのおそれが大きいのでありますから、出荷品の品質向上を荷を出します前に徹底するよう指導いたしますとともに、比較的蔬菜の不足しておるような中小都市向けに出荷するように指導をいたすということが今当面やり得る限界であります。