1999-07-27 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
反対理由の第一は、農用地区域の設定基準の法定化が中小農地に対する選別的規定を固定化することであります。 農地の転用や耕作放棄地の拡大など、農地の減少に歯どめがかからない中で今必要なことは、農地を規模によって線引きし選別するのではなく、中小零細農地も含め、農地を農地として維持、保全するあらゆる手だてをとることです。
反対理由の第一は、農用地区域の設定基準の法定化が中小農地に対する選別的規定を固定化することであります。 農地の転用や耕作放棄地の拡大など、農地の減少に歯どめがかからない中で今必要なことは、農地を規模によって線引きし選別するのではなく、中小零細農地も含め、農地を農地として維持、保全するあらゆる手だてをとることです。
第一に、農用地区域の設定基準の法定化は、中小農地に対する選別的規定を固定化するものです。耕作放棄地が十六万ヘクタールにまで拡大し、農地の減少に歯どめがかからない中で今必要なことは、農地を規模によって線引きし選別するのではなく、中小零細農地も含め、農地を農地として維持、保全するためのあらゆる手だてをとることです。