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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1970-04-09 第63回国会 衆議院 本会議 第18号

去る二月二十日、農林大臣が閣議で報告された総合農政の内容を見ますと、  第一に、農業近代化のために水田四あるいは五ヘクタール、酪農搾乳牛二十頭以上の自立経営農家育成して中核のにない手とし、補完的に中小農共同経営を進める。そのために零細農切り捨て政策、借地による農地流動化を進め、農業構造を改善する。そのために個々の農家規模拡大するが、日本農業の総体は縮小してもやむを得ない。  

千葉七郎

1969-07-08 第61回国会 参議院 内閣委員会 第27号

中小農なり、貧農なりと言ったら、少しことばは悪いのですが、小農と言いますか、そういう方々について農林省の配慮なんて一つもないじゃないですか。そういう者は出かせぎや転業農家で、再び農業に戻れない、そういう者については何にも農林省農業政策上の保護がない、実際には。これがこの農業者大学校の性格に私はぴったりしているじゃないか。

山崎昇

1968-04-25 第58回国会 参議院 農林水産委員会 第12号

そうすれば八三%に及んでいるその中小農人たちがよみがえっていくのではないか、こういうふうに思うわけですが、ですから、そういう観点の上から私は伺っているわけなのです。いずれにいたしましても金融農業と言われるぐらいの今日の資金制度が、制度金融幾つ幾つもできていきます。先ほど話しましたところに行って、金を借りる。何の金を借りているのだと聞けば近代化資金だ、まだあるよ、あとはわからない。

宮崎正義

1965-02-16 第48回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

利子補給金というものはあっても、実際上、重工業なり、あるいは輸出関係なりに対するところの重要産業育成のための投融資というものが、利子その他において非常な便宜がはかられていたり、または免税処置等も講ぜられたりしておりますが、農業関係生産性の伸びの低く、しかも所得の少ない農業、落ち込んでいる農業をどうやって保護して育成していくかという、その借りる金というものは利子が高かったり、また、実際中小農いわゆる

戸叶武

1965-02-12 第48回国会 衆議院 本会議 第7号

農業近代化のために経営規模拡大する方向は誤りではないのでありますが、政府基本法中小農首切り法と批判されたように、何ら将来に対する保障のないまま中小農を他産業に追い出すことによって農地を集積し、自立農家育成をはかろうとした考え方は根本的に誤りであり、われわれの主張したように、農用地の積極的拡大経営共同化等を総合的に推進するのでなければ、経営拡大は期し得ないことが明白となりつつあるのであります

東海林稔

1964-03-24 第46回国会 衆議院 決算委員会 第12号

これは中小農家畜産預託事業の一環といたしまして、青森県の組合に対しまして補助金三十一万二千円を交付をいたしましたのでございますが、この制度趣旨といたしますところは、ここにありますように中小農に対して組合が購入してこれに預託をする、そしてみずからの力で家畜を持つという資力に乏しい者に対して家畜を持たす、そうして畜産振興をはかっていく、あわせて畜産振興農家所得の安定、そういうことを目的として考えた

吉岡茂

1963-06-07 第43回国会 衆議院 建設委員会 第21号

もう一つ選択的拡大でありますが、自立農家育成していくという点につきまして、政府が考えておるように、単に中小農離農によって浮かぶ農地自立農家に取得させることによって、経営拡大をはかるのだという考え方では不十分であって、もっと積極的に農地自体の造成、拡張ということについて国として努力すべきじゃないか、こういう見解を私どもは主張したわけでありますが、そういう点について政府は非常に消極的であるわけであります

東海林稔

1963-03-26 第43回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

そうすると、そういうような農業金融が活発になって参りますと、今の農協考え方では、これは中小農を一緒にかかえていかなければなりませんから、とても太刀打ちできない。そういうことになってきますと、結局大農には都合がいい金融が行なわれるようになるが、中小農金融はいよいよ逼迫してしまう、農協そのものは、そのために非常に経営が苦しくなる。再び整備促進なり再建整備をやらなければならなくなる。

温水三郎

1961-06-06 第38回国会 衆議院 本会議 第52号

すなわち、関連法中、最も重要なものの一つは、農地法の一部改正でありますが、これは、要するに、零細中小農離農促進、つまり、農業から農民をいぶり出すために、農地所有の制限を変えようとするものであります。これは、多数の零細中小農から農地を取り上げ、かつまた、買収農地の旧地主への返還規定拡大する改悪まで便乗しており、農民首切りの具体的な法案となるのであります。  

足鹿覺

1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

そうなりますと、実際上やはり今まで中小農が世話になっていた資金、これが減らされる、こういう結果に私は必ずなると思います。ここら辺のところに、すでに差別していくという考え方が出ているように思うのです。政府のそういう考え方を若干地方府県等が聞くのですかどうか知りませんが、地方担当者などではもうそういう考え方が、来年からはっきりきまったのだというふうな気持で働いておる方も私は現に聞くわけなんです。

亀田得治

1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

だから、経営拡大資金ということの意味が、これは多少はっきりしませんが、たとえば、先ほど大臣もこれは指摘されましたが、中小農であっても共同化のために土地を取得したい、こういう希望等がある場合があると思うのです。そういう場合にだけ大いに使っていくのだということであれば、私はこの制度趣旨をそのまま生かしながら構造改善にも役立たせていくというふうなことに両立すると思うのですね。

亀田得治

1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

むしろ、中小農自体法人経営ということまで、協業化経営ということに向かって自己の基盤を広げるというような場合は、もちろん中小農に行きますし、また、そのまま経営をしておるけれども、いろいろ苦しいので、農地を手離さない、それは手離さないで維持していくということに対する資金の融通は考えているわけです。

周東英雄