1947-12-08 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第29号
完全操業 十 能率向上又は生産増進のための機械化、建設、開發等の強力な促進 十一 失業の絶滅及び完全就業の實現 十二 勞働者の生活を保證する最低賃金制の確立 十三 強制勞働からの勞働者の解放及び勞働力の維持培養に必要な勞働條件の徹底的改善 十四 勞働時間の短縮及び適正な交替制採用 十五 研究機關の強化擴充による技術の高度化及びその公開交流 十六 財閥と官僚統制との壓迫からの中小炭鑛業
完全操業 十 能率向上又は生産増進のための機械化、建設、開發等の強力な促進 十一 失業の絶滅及び完全就業の實現 十二 勞働者の生活を保證する最低賃金制の確立 十三 強制勞働からの勞働者の解放及び勞働力の維持培養に必要な勞働條件の徹底的改善 十四 勞働時間の短縮及び適正な交替制採用 十五 研究機關の強化擴充による技術の高度化及びその公開交流 十六 財閥と官僚統制との壓迫からの中小炭鑛業
この間、事務的には大藏省案により作業を開始し、九月末には中小炭鑛分六千三百萬圓を支拂い、殘額精算につき連日の強行作業をいたし、書類完備の炭鑛分については、十月十五日に作業を大體完了し、物價廳へ書類引繼ぎを了した次第であります。從つて殘額精算(査定額十一億一千五百萬圓、概算拂額五億九千四百萬圓、差引殘額五億二千九百萬圓)につきましては、追加豫算の國會通過次第支拂われることと思つております。
さらに本年の八月におきまする各方面の入手申込みによりますと、北九州の大炭鑛でありますが、トン當り四百三十七グラム、中小炭鑛においては四百二十三グラムを使つておる。こういう炭鑛側の實績の報告もあるのであります。この増加の原因をいろいろ考えてみたのでありますが、終戰後において火藥品質が相當低下しておりますので、使用の實績も増加してまいつた。
しかしながら、これは原則でございまして、例外といたしまして、中小炭鑛の特殊の山等に關しまして、さらにまた中小炭鑛においても、増産の見地から指定せねばならないというようなこともあろうと思いますが、原則は大體そのようにうたつておるのでございます。
從つて全部がその大炭鑛に集中するということでなしに、あるいは中小炭鑛におきましても、緊急増産に間に合うもの、あるいはまた特殊の炭を掘つておるものというようなものの例外もありまして、それらは現實に即して炭鑛管理委員會に諮つて決定する方が、實情に即するのじやないかというようにきめたような次第でございます。
從いまして從來非常に重要な資材を、この組合が扱つておつたのでございますが、これがなくなることによりまして、資材の入手が困難になるおそれがございますので、中小炭鑛のためには、各地方別に協同購入の機関をつくつていただきまして、これが御斡旋をする。大きな炭鑛につきましては、直接メーカーとのつながりを昨日申し上げましたように斡旋を政府の方でいたしまして、資材が入ることを御斡旋をする。
中には經營者の資金、資材の横流しを責めたてておつた公述人もあつたのでありますが、中小炭鑛の中で歩合から申しまして、あるいは一%にも上らないようなきわめてレーアケースを、全般的レポートであるかのごとく取上げて、攻撃した人もあつたのであります。この問題につきましては、私どもの郷里の實情において見るところでありますが、坑夫の人たちが、少しずつ石炭をもつて歸る。
○西田委員 ただいまの管理局長の御説明を聽くと、管理をやる炭鑛は大炭鑛だけで、中小炭鑛は管理をやらない、かようにお考えですか。
右の石炭廰の斡旋事業に應じて、中小炭鑛業者は、各地に自發的に共同購入の組織を設けてもらうというようなことを、大體考えております。今日の閣議では、これよりもはるかに詳しいことが決定になつたのでございまして、いずれできるだけ早く發表できるようにいたしまして、皆さん方の前に御發表申し上げまして、法案審議の御參考にしていただきたい、このように考えております。
なお大きな炭鑛につきましては、契約その他個個に直接資材の供給者と契約を結ぶことも考えられますが、中小の炭鑛につきましては、もし希望する場合におきましては、地方的な共同購入の機關を設置いたしましては、これによつて中小炭鑛の購入便宜をはかつていきたいというふうに考えております。
次は運轉資金につきましては、炭代の入手に時日を要することと、赤字補給金未入手が多いので、大手筋、中小炭鑛とも運轉資金の枯渇はなはだしく、未拂金は漸次増大し、發注製品の引取り、生活物資の購入にも事缺くは勿論、最近は賃金、給料だけを辛うじて支拂い得るような炭鑛もあつて、このため設備資金を流用し、あるいは炭鑛施設を抵當に地方銀行からの借入金をもつて辛うじてその場を切り抜けているというところもあるのであります
總じて同地方は、常磐とか或いは古河好間のような大炭鑛は、前年度竝びに今年度第一・四半期とも割當を突破いたしておりますが、中小炭鑛はこれに比して成績が不良の状況を呈しておるのであります。第二・四半期も又同様の成績を呈するのではないか、かように私共は思うて見て參りました。