1953-10-30 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第1号
その半面においては闇金融が非常に横行しておるのである、そうしてこういう方面の、中小工業方面を救おうという政府のお考えに潤うていないのでありまして、東北地方につきましては中小企業庁長官としてどういうふうに御覧になつておるのでありますか、その御所見をちよつと承わりたいと思います。
その半面においては闇金融が非常に横行しておるのである、そうしてこういう方面の、中小工業方面を救おうという政府のお考えに潤うていないのでありまして、東北地方につきましては中小企業庁長官としてどういうふうに御覧になつておるのでありますか、その御所見をちよつと承わりたいと思います。
○白川一雄君 御斡旋になりましたかたの行先が、重工業方面と中小工業方面とどういう傾向に多く行つておられるかをお聞きいたしたいと思います。
中小工業方面に、相当なこの方面から圧迫が加わるであろうというふうに我々は考えますので、非常に真剣に心配しているのであります。
それから行政整理の問題については、これはいろいろありますが、私共中小工業につきましては、行政整理は非常にむずかしい問題でありますが、一つお願いして置くことは失業者に対して失業対策費用というものがありまして、その失業対策費用は当然失業者は中小工業の方に流れて來ますが、この失業対策費用は中小工業方面の操業強化育成に充てられる方が最も効果があるのではないかと思いますので、それを一つお願いいたします。
○北代説明員 復金の貸し出し融通先が農業方面、あるいは中小工業方面に向いておるかというお話でございますが、詳しい数字は、先日提出いたしました書類にあると存ずるのでございますが、私たちのごく抽象的に考えております点を簡單に申し上げますならば、御承知のように復興金融金庫は、できました当時の事情から申しまして、主力を工業——工業も基礎産業に置くということになつております関係上、農業あるいは中小工業にまわします
尚又復金の中小工業方面の特別の枠といたしまして二億二千万円が計上されておるわけでございます。次に、日本銀行の中小工業方面に関する特別の枠といたしまして、在來四億円を計上いたしてありましたのを、これでは年末の特に逼迫した中小工業者に対する金融措置といたしまして不足を感じまする関係上、更に七億円を増加いたしまして、この方面で十一億円ということに相成つておるのであります。
なおまた日本銀行の中小工業方面におきます貸付のわくを、在來は四億円この方面に使用いたしておつたのでございますが、この暮にかけまして中小工業方面の金融の面を特に考慮いたしまして、これを約七億円増加いたしまして、このわくが大体十一億という金額をこの方式によりまして、中小工業方面に融資いたすことに相なつております。
ただお含みまでに先ず申上げたいのは、この基準法制定がされまする前、準備工作をいたしておる際におきましても、企業者側の意見も相当に立入つた点につきましても承りまして、特に中小工業方面について無理のいかないようにという御希望もありまして、それを含んで大企業のものに比べまして中小工業等につきまして、相当に考慮を加え、規定も緩めてある部面もあるということは皆さん御承知の通りであります。
そうすると、四割輸出が可能なものの計算の中に、纖維などは原料の代價を引きまして、加工賃だけを輸出する場合におきましては、三百のレートで仕切りますと、大体今のところ四割くらいより輸出ができないという状態になりますので、これをただちに即行いたしますと、中小工業方面に非常に関係して失業者ができます。