1961-03-20 第38回国会 参議院 予算委員会 第17号
さいものが、共同でもって出荷したものがあそこでもってせりにかけられて、そうして品物が多い少ない、そういうようなことで値段がきまっていくのですから、だから実にその中央卸売市場の中をしさいに検討を加えてくると、小さな農業者の利益を擁護するような方面がなかなか出てこないものですから、そこで、もう少し公共性を強くして強力なものにしたらどうか、これも私は無理のない話だと、こういうように思っておるわけで、中小、小売商人
さいものが、共同でもって出荷したものがあそこでもってせりにかけられて、そうして品物が多い少ない、そういうようなことで値段がきまっていくのですから、だから実にその中央卸売市場の中をしさいに検討を加えてくると、小さな農業者の利益を擁護するような方面がなかなか出てこないものですから、そこで、もう少し公共性を強くして強力なものにしたらどうか、これも私は無理のない話だと、こういうように思っておるわけで、中小、小売商人
そういうことによって人を集めるというような方法もやっているわけでありますが、こういうことが中小小売商人に相当な影響をもたらしているわけです。そういうようなことについてわが党案においてはこれまた配慮をいたしておりますが、政府案にはこういうことも配慮がせられておらない。大臣はどのような観点からそういう規定を入れられなかったのか。あるいは考えておったのだが、どういう理由で入れなかったのか。
次に、この法案において売り場面積あるいは増新築の制限をする場合に、その土地の商工会議所の意見を聞く、こういうようになっておりますが、現在の商工会議所のあり方を申しましたなら、ことに大都市の商工会議所の実情を見ました場合に、必ずしも商工会議所は弱い立場の人たち、いわゆる中小小売商人の代表機関とも考えられないわけであります。より強い資本力を背景とするものの発言の方が強いようにも思うわけであります。
そこで大臣は、百貨店法を作ると同時に、今言われたように、これだけでは十分に救われないのだから、こういう手を考えておる、こういうことがあろうと思いますが、中小企業、ことに中小小売商人の立場を保護してやりあるいは育成することについてかねてどのように考えておられるか、伺いたいと思います。
百貨店の不公正な取引の是正、それから中小小売商人に対する圧迫、これが現在問題になっておるわけであります。伸びんとしている百貨店を押えるというだけでは中小小売商人の保護にはならない。従って中小小売商人に対する積極的な保護の政策として、どのようなことを考えておられるか。
特にこれによつて外国品を駆逐することもできるし、しかも日本の化粧品というものが非常に品質がよくなり、値段も安くなり、中小小売商人のマージンも確保できるのであるということを非常に強調されたのでありまして、あの答弁ぶりにも非常に誠実にあふれておりましたので、われわれもその言を尊重いたしたのであります。ところが、すでにこの法律は改正をされましたが、今日なお化粧品会社というものは足並みもそろわずにいる。
次に第三点といたしまして、再販売価格維持契約に適用除外の十一団体を認むるということは、今日の情勢から見ますると、この十一団体の一部の不心得者が街頭に進出をいたしまして、値引販売或いは濫売をいたしておりまして、中小小売商人に非常に迷惑をかけておりますので、再販売価格維持契約を設けた以上、この十一団体を適用除外にするということは、折角この法案の設けた趣旨が損われるということを非常に私どもは憂いまして、十一団体