1964-03-27 第46回国会 衆議院 運輸委員会 第20号
ところが先般いただいた資料を見ますと、中小型鋼船造船所の場合は経営基盤が弱いのにもかかわらず、その企業の数というものが年々非常にふえる傾向にある。言いかえれば零細な造船所が各所に見られるという状況ではないかと思います。運輸省においてこれらの乱立する中小造船灰をいかに合理化しあるいは近代化していかれるおつもりか、これらの点につきましての御所見を伺いたい。
ところが先般いただいた資料を見ますと、中小型鋼船造船所の場合は経営基盤が弱いのにもかかわらず、その企業の数というものが年々非常にふえる傾向にある。言いかえれば零細な造船所が各所に見られるという状況ではないかと思います。運輸省においてこれらの乱立する中小造船灰をいかに合理化しあるいは近代化していかれるおつもりか、これらの点につきましての御所見を伺いたい。
○藤野政府委員 中小型鋼船造船所は企業的には非常に弱い立場にありますので、いわゆる大手と申しますか、大型船を建造できる造船業が中小型鋼船造船業の仕事を侵すと申しますか、分野を荒らすということが間々起こり得るわけでございまして、過去にもそのような事態があったわけでございます。
これらの船が中小型鋼船造船所の輸出の船型でございます。従来もこのような船が輸出されておったわけでございます。市場調査によりまして、かなりこれは伸びるというふうにわれわれは判断をいたしております。
○政府委員(藤野淳君) 先ほど申し上げましたように、昨年十二月末現在の累計で、中小型鋼船造船所において認証されたものが、賠償船舶の金額が百三十六億でございます。