2000-02-16 第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
かつて、私たちは、大店舗法という法律をこしらえて、大店舗が進出する際の中小商店街等が生きられるような環境をつくったのですけれども、その後しばしば改正が行われて形骸化しつつあった。
かつて、私たちは、大店舗法という法律をこしらえて、大店舗が進出する際の中小商店街等が生きられるような環境をつくったのですけれども、その後しばしば改正が行われて形骸化しつつあった。
そもそも、大店法というのをつくって中小商店街等を守ろうとしたその運動の中に参加していた政治家の私は一人であります。ところが、年々外国からのさまざまな圧力もあり、後退に後退を重ねて大店法は形骸化されてきたというふうに認めざるを得ない。
最後に中小企業関係でございますが、先ほどの御質問にもございましたが、繰り返しお尋ねをすることになりますけれども、中小商店街等含めたいわゆる中小企業はもう破綻の危機に瀕しておりまして、この際、中小企業の金融公庫資金の融資条件の改正については、具体的にお示しをいただかなくてはならない。六・五%という利率にも問題がありますし、期限の五年間も、これは相当延期をしていただかなくてはならない。
この結果の被害というものは、まさに農作物に関する限りは壊滅的な打撃を与えておりますし、その被害の及ぶところは、単に農家の収入が皆無に近い状態におちいるばかりでなくて、その島の中の、農林漁業によってささえられていると言っても過言でない中小商店街等における営業上の影響も顕著に出つつあります。